動悸が激しいのだ。
いきなりなんのことやねん、んまぁあらためてそう思ったわけなんよ。動悸が激しくなるというか、とあるごとに冷や汗がどば～っと出てきて、(自分では確認できないのでおそらくだが)顔が熱くなって真っ赤になる現象が多少気になる程度に困っちんぐ。それは今に始まったわけではなく、記憶のある限りずっと。
その、今日でいえばスーパーに買い物に行ってレジ前で並んで待っていたときにそれが湧いてきた。公共の場では慎ましやかに動くよう気を付けているのだがどうにも落ち着かない。レジ前においてあるガム類やタバコ類をふららら～と見ながら、なんとか気持ちを誤魔化し続ける。
無論公共の場なので虐げられる側の立場なのは自分、というのは前提として他人様の目が無意識に気になっちゃう。自分は誰も見ないし誰も自分のことなんて見ない、自分の中でだけの戯言なので誰も悪くない、そうだとは分かっていても誰かがいると途端に追い込んでしまう。
役所病院飲食店各種店舗…逆に店員さん等とのビジネス対話ならばまだなんとかなる(当社比)。であるのに自分との接点があるはずもない、無関係の他人様に対して勝手に一人で追い詰められてしまう。
個人差もあるかもしれないが、つまりはあらゆる面で経験が無いゆえにここまで拗らせてしまったのかと。真っ当に社会に出れば否応にも積まれていくものであるし、慣れる慣れない以前に逃げてばっかりいるので成長は全くなし。
始まりを迎える春あれば終わりない冬もある。見れば見るほど積もった雪の底は深い、かと思いきや客観的に見ればたかだか2～3cm程度の積雪量。その領域で溺れ埋まり歩みのない一歩でもがき続ける。
やだねぇもうこの人。やだ。
