ほーんとにもうしわけなさす、アルコールがそこにあるから。もらいものをいただきます。あのね、僕は日々戦っているのさ。それはまるまるおなかとの騎士道精神溢れるこの対決。いうてしまえば、満腹中枢が飛んでいくわけね。彼方に。でもね、それは近日ではないんだ。すなわち日頃のストッパーを自らはねのける、リミッターを外させてもらう、という深層心理が呼び起こされた証なんだよね。それに勝つも負けるも己の意思。言い訳も取り繕いも余地なるものはなっすんぐ。だから誉めてあげるの、打ち勝ったときには。でね、袋叩きにするの、みるもむざんにハイボクしてしまったときは。こらっ！真っ赤になるまでおしりぺんぺんだからね！ううううん虫に刺されちゃったあーこらあーきさまー！ちゃんとさ、あなたの血がほしいので吸わせて下さいって了承を得てから吸ってよね！なんだかわたしねむたくなってきちゃった…終電の時間を調べないと。あのさ、勢いって大事だよね、でもさ、勢いで許されるのも若いうちだけだよね。段々と挑戦やら意欲やらが損なわれていくよね。すねてるわけじゃないけど、老いの一因ってそういう部分もあるよね。逆にいえば何事にも挑戦的で活動的なひとは年齢とは関係なく若いよね。それも含めての生物だから思っていたより悲観はしてないんだ。羨ましい…かは手放しにはわからないけど、ハッピーよね。ゆるりとシーツを取り替え、音楽を聞き夜空を眺めながらあらためて寝床へ着く。繋がっているこの同じ星をみているのかどうか露知れず。
