人生たらたら

書きたいことを書くだけのブログ

べったり

ふと新規開拓営業ってなんなんだろう、と思ったんす。これはどれかひとつに限った話ではなくて、漫画ゲーム映画小説アプリなどなどの創作物であったりそれこそ人であったり。事の前提としては”不特定多数の方々に求められている存在”でしょうか。自分には未来永劫関係ない話なので第三者目線からの面持ちです。

 

浅いところで耳に入った程度の話ですが、ある程度の顧客数がある状況下で新規層に対してのちょっとした方向転換をした結果、当初は目に見える数字を乗せたもののとある頃を過ぎたら元の数よりやや右肩下がりになってしまった、みたいな流れ。

 

もちろん新規開拓は数字としての頭打ちを打破するための、無知の状態から無関心↔関心の舞台までどうにか辿り着かせれば良くも悪くも発展の機会が増える、間口を広げることによってチャンスの場となるわけです。ですが外面を意識すればするほど、媚びを売れば売ろうとするほど、それ自身の個性が薄れてしまうような印象も受けてしまって。

 

内輪ねたや伝統が強すぎるのも外から見れば近寄り辛さを感じるかもしれませんが、元からある老舗の個性を失ってしまったら、この手法に対しての結果としてどっちつかずになってしまうのではないかと。既存はさておいといて新規の方々に対して手厚い(と感じてしまうような)サービス類や、国外向けに舵を切った挙句味変してしまったコンテンツ類など、んなもん簡単に上手くできりゃ誰も苦労しねーよ、程度の戯言ではあります。

 

それぞれの個性としてこの世の中にいくらでも変わりがいるとは全く思いませんが、各々の個性が薄くなった(ように感じた)ら、それはまた別の観点からの話ともなり。そりゃあ外から好き勝手に噛り付いている側からすればただの身勝手ないちゃもんなんですけど、いざそう感じてしまった際にはなんだか寂しいという感情が生まれました。

 

生み出す側と噛り付く側の立場の違いから明確な正解は難しいですねえ…とはいえ新しい挑戦に対して頭ごなしに物申すのは愚の骨頂なので、寄生側は大人しく寄生していくように切り替えます。