前回入手新武器”ステイシスホロウ”。
攻撃面に関しては、一部攻撃ヒット時に敵を凍結？状態にさせることが可能…なのだが正直目に見えるほどの効果のほどが感じられないのでとりあえず保留。ラスパワーは”バリア”、発動中はラスゲージが徐々に減少し始めその間”被ダメージ対象がラスゲージに移り替わる”というもの。ゲージの自然減少量はかなり少ないので実質最大ライフ×2の保険加入、といったところ。移動面に関しては、まず氷の壁ゾーンに貼りついての壁蹴りアクション追加、水に沈まず水の上を歩けるように、クロスブレード属性によりギミックを一定時間凍らせ停止することが可能に。全体的に氷という属性を活かした性能で、どうやらこちらの能力は姐さんお好みらしいです。
※ネタバ・アレィ注意※
てなわけで新アクションを活用し新たなダンジョン”スカー”に辿り着いたのだ。渓谷のような雰囲気の場所で、毎度おなじみやられやられの繰り返しを経て、エレベーターに乗ってお高い場所へと到着。そこで出会ったのは悪魔”アプラクシス”。
ん～？その名前どこかで聞いたような聞かなかったような…ああ、閣下から”あいつはやべー奴”と聞かされていた悪魔だったか。んでこのアプラクシスからも”閣下はやべー奴”という流れに。つまりはこの世の秩序やら調和やら、それぞれの立場と意図を加味してのこの先の派閥争いは大変ねえ、というお話。ん？このままアプラクシスとは戦わないんかな？
☞アプラクシスを倒す。
閣下を倒しに行く。
ここに来て選択肢だと！？
な、なにぃ！？おそらく終盤に入っているところでいきなり！？しばし待たれい！今作は一つのデータにつき一つのセーブデータであり常時オートセーブ制！すなわち”別セーブ→ロードして両方見よう→じゃあこっちにしようﾃﾞｭﾋﾋ”という手法は使えない！！！しかもこの選択いずれもなかなかに重い！！！ポテチのうすしおとのりしおどっちにしようかなあ～的なカジュアルさの欠片もない、取り返しのつかないこの二者択一は重すぎる！！！
えええええええ！そんなこと聞かれてもおおおどうすりゃいいんだあああ！！！しかし！取り返しのつかない要素こそ人間の本質が問われる！何度でもやり直せる選択にロールプレイングはあるのだろうか！？いやない！！！率直に実直に各々の思考を回転させその人だけがその人だからこその導き出した答えがその体験を彩るのだ！！！現実にセーブアンドリセットはない！！！考えろおおおおうおおおおおお！！！
・閣下→沢山武器をくれた。
・アプラクシス→特に思い入れもなし。
はあああ！！！ならば答えは明白！！！
閣下を倒しに行きます！！！
うおおおおおおおすまーーーーーん！！！どうでもいいーーー！！！アプラクシスに全然興味が湧かなーーーーーいーーー派閥というか意識というかなんだかふんわり小者感がしてあんたと戦う意欲が湧かなーーーい！！！駄目だーーー閣下ーーーこれまで散々お世話になったのにおれは閣下を裏切ってしまったーーーすまーーーん！！！
☞閣下を見逃す。
閣下を倒す。
選択肢ありがっとぅ！！！
反する勢力それぞれに対して両方との争いからも逃れようとする、ああ…これはまるで責任逃れだけの我が人生を表しているようだ…なんということだ…このイベントによって人間としての情けない器が再び浮き彫りになってしまった…おそらくだが展開的にこのイベントにて閣下を倒しに行く方を選んだプレイヤーはほぼいないのではないだろうか…争いは何も生まないんだ…ラブ＆ピース…そんなこんなで閣下と会話イベント。閣下の過去や目的、フューリーに力を貸していた意図など述べたのち、生成？というていでお別れ。さらば閣下。
…
……
………
”アプラクシスが生きている＋閣下がいなくなった”状況下で再度アプラクシスの元へ行ったらどうなるんだろう…？？？
分岐選択肢が用意されているくらいなので、アプラクシスから”こちら側へようこそ”と歓迎されるのか、それとも片一方が抜けたことで”あらためてこっち倒しまーす”という展開となるのか、”今度どこかで会うときはお別れの時だ”風に互いに一歩引いた距離でそれぞれの道を歩んでいくこととなるのか…期待に胸を躍らせながら再度エレベーターで上へ。選択によっての分岐はいずこへ。
何もありませんでした。
追加イベント発生なんぞもなし、場所も会話の内容も閣下が消える前と全く一緒でした。えっそこはノータッチなの…？
