うらやましい。
ここすうねん、ひがおちてあたりがくらくなってきて、よるがおとずれひとびとがねしずまるじかん、よりいっそう、つよくおもう。
じぶんがうらやましいとおもうそれは、まっすぐにみればわるいことでもないし、まわりにとやかくいわれることでも、じゃまされることでもない。
たとえせけんがうるさくとも、それにたいしてせいじつにむきあえるなら、しごくまっとうなみちだとおもう。
それにたいしてやってはいけない、それじたいやってはいけないせんびきも、もちろんある。そのせんをこえていたら、ぜったいといってもいいほどだめ。こえていなかったら、のばあい。
いつになってもおさまることのない、それでいててをのばすこともできない。ひたすらあたまのなかにつきまとう。しかしそれにてをのばすことができるのも、いま。
いうてしまえばほんのうというがいねん、それはそのがいねんのさいたるもの。
せいぶつとしてのりせい、そしてほんのう。ぜんしゃはともかく、こうしゃをこえることができるものだけがそれとむきあうことができる。
それがとてもうらやましい。