こたびのPSセール一覧にて”ソルトアンドサンクチュアリ”という作品を発見。ワンコインで買える値段なのでプレイしてみることに。
さっそくキャラクリエイトタイム。名前、ある程度のプリセットからキャラ造形選択、出身国？選択、初期職業選択などなど。それと別項目に”回復禁止”やら”装備なし”などのいわゆる”縛りを選択させる系システム”があったが、自分はこういう可視化された縛り選択類は全然好きではないので、それらは当然スルー。
こう、自分はたとえ初見プレイであろうが我が流儀に反する部類のあれこれを縛ってしまう人間なんですけど、そもそも”縛り”というのは”プレイヤー側が好き勝手に考えて着手するもの”だと思っていて。自分の頭では上手く言語化するのは難しいんですけど、例えるならば、まず作品側の都合として、元から敵や謎解きとかギミックやら用意されているじゃないですか。基本的には序盤はまず操作に慣れさせるためにサクサク低難易度傾向、そして中盤終盤～はその応用編で一クセも二クセも加えていって、腕前や考え方の上達も味わえるような高難易度調整していく、というのが当たり前の道筋だと思うんです。
そこで難易度上昇の点にあたって、例えば”火属性が弱点”、”弱点を突かないと苦戦するが突けば優位に進められる”という敵が現れたとして、もうその時点で”プレイヤーに火属性を使わせる”というある程度の”縛り”が生まれているわけです。謎解きもそう、その謎を解くある程度の方針が決まっているのであれば、その方針に従う必要のある”縛り”が発生しています。
そこで先述の”縛り選択可視化”を加えてしまうと、いわば”ゲーム展開的縛り”と”製作者側の縛り”としての”二重縛り”状態となってしまうわけです。それがどうした？と考えてみると、前者はまず”あれこれ試してみよう”、”火が効いたなら氷は？雷は？”、”最適解が見つかった！”、”まさかの想像もしてなかった手法が見つかった！”などの作品内からの行動(手段)の幅が存在しますが、後者は”元からそれ自体が駄目です”と頭ごなしにただ機能を押さえつけているだけ、という印象を受けてしまいます。
駄目…というよりかは、例えば”トロフィーや実績やアンロック要素のためのクリアノルマ”がある作品があったとして、そのノルマを達成するためには”Aの行動は実質封印しなければならない”、みたいな捉え方は大丈夫なんです。それがもし作品側から”Aの行動禁止する必要があります”と可視化されたら、その時点で拒否反応が起こってしまうんです。
選択式なので即スルーすればいい話なんですが、つい…だらだらとすみません。一番上に”ハードコア”という項目を発見、これは字面的に単純に難易度上昇モードということかな。”ハードコアのみを選択”しゲームスタート。
～物語のあらすじ～
王女護衛任務中の我らが主人公。その航海中あれよあれよと何者かの襲来、果敢に立ち向かった主人公だったが巨大な敵にあっさり敗れYOU DIED………かと思いきややっぱりなんか無事だった。
作品システムは”地続き2Dマップスクロールアクション”。体力とスタミナ、スタミナを消費して攻撃防御回避各種、パリィ等で敵の体勢を崩すと強力な一撃が可能、武器種防具色々任意選択、敵を倒すとソルトと金を獲得、点在するセーブ＆回復地点、そこでソルトを消費してのレベルアップ上昇パラメータ選択習得スキル選択、敵にやられたらその地点にソルトロスト。一言でいってしまえば”2Dソウルライク”だろうか。
とりあえず最初の？ステージ。操作を学びつつ、ちまちま進めていった先で初ボスとの遭遇。
さっそくボス戦か…やっぱりこういう作品のボスってまずは動きやら範囲やらパターンをある程度覚えてから、徐々に上達していって制圧していく感じやろうな、と基本初見様子傾向で時間を掛けて対峙していくことに。パリィできそうなタイミングを調べたり、ガード時スタミナが切れたらそのままダメージを喰らうことを知ったりパリィに失敗したり、ジャンプも回避手段に使えることに灯台もと暗しだったりパリィに失敗したりパリィに失敗したりしながら、マイ経験値が溜まってきたところでそのままYOU DIED。よし…これでなんとなくは分かったぞ、次こそは相手を詰めに詰めてのリベンジや！
セーブデータがロードできない。
あ、あれ？”続きから”を選んだ先にセーブデータがあるのに、決定ボタンを押しても＼ﾌｫﾝﾌｫﾝﾌｫﾝﾌｫﾝ／と鳴るだけでデータロードされないぞ？？？えっ？？？まさかバグった？？？それともこのタイミングでデータ破損した？？？もしかして、と設定画面に移行、決定ボタン○↔✕設定が何らかの影響で正常に認識されてないのか？？？と思い試してみるも結果は変わらず、一旦ゲームを終了してアップデート有無の確認、再起動しても変わらず、一向にデータロード不能。
こりゃ困った、これといって思い当たる節もな………ん？セーブデータの”キャラアイコンの上にドクロマークが重ねられている”ぞ？
(も、もしかして…)
もしや、いやいやまさかな…という感情のまま、この現象の要因だけを検索。当作品の攻略サイトがヒットしたので、その他情報を一切目に入れないようにしながら確認してみることに。
・ハードコア→ゲームオーバーになるとデータが”破壊”されます。
なんやそれ。
ソウルライク作風って、強力な敵にやられやられてセオリーを学びながらキャラも強化しながら進んでいくものではないのでしょうか？高難易度作品としてなら、多少理不尽気味であろうと作品のこだわりとしてそれはそれでいいのですが、そもそもな話”やられたらリトライどうこう以前にその時点でおわり”というのは、”このジャンルとして(用意されていること自体)どうなんだろう…？”とふと疑問に。ハードコアという字面だけで純粋な高難易度モードなんだろうと選択した自分が悪いのですが、結構な萎えっぷりのため縛り項目ナシで日をあらためることにします。
