人生たらたら

書きたいことを書くだけのブログ

ガラ空きだぜ

買い物ついでに”ぼくらーめんたべたい”となったので、飲食店に入店&注文。

 

 

 

 

 

 

 

まずいっ…!

 

ラーメンの味のことではありません、まだ注文したばかりだよ。何がまずいかというと、”自分の服装”。その時の服装というのが、インナー白シャツに一枚上着を羽織った感じで、その上着には前で止めるボタン等が無い、すなわち”白シャツ御開帳急所丸出し状態”である。もはや”このシャツに汁を飛ばしてくれ!”と言わんばかりの状態、ウキウキしながら入店したのに、途端に”汁跳ねデッドオアアライブランチタイム”と化してしまった。

 

半袖シャツ半ズボンという恰好で山登りをした人がいたとする。その人は後に”膝を擦りむいた”、”木の枝で腕を切って痛い思いをした”、と嘆いていたとしても、周囲からすれば”山をなめるな”と一蹴されるだろう。その時の自分は正にそれである。ラーメンを食べられるような服装をしていない癖に、ラーメンに挑もうとする、身の程を知らぬ愚か者である。そこに同情の余地はない。

 

とかなんだかぐだぐだ考えつつ、注文した品物がテーブルに運ばれる。ありがとうございます、とチョップスティックを手にとり、作戦を練る。

 

 

 

 

 

 

 

 

”紳士すすり大作戦”。

 

汁跳ねというのは、スープによって水分の充填された麺が、地上界でぶるるんと揺れて起きる現象。つまり、箸で麺を持ち上げ口まで運ぶ動作、そして食す際に最小限のすすりに抑えることができれば、乱暴に汁が飛んでくることはないはずだ。前面白シャツ剥き出し状態のまま、いざゆかん。

 

 

 

 

 

スルスルスル…→汁ピッ→いぃっ!?(心の声)→シャツ染みチェック!→セーフ!→スルスルスル…→汁ピッ→うぇっ!?→チェック!→セーフ!→

 

…という流れを食中ひたすら繰り返し、なんとか完食。帰宅後、あらためてシャツ染みチェックをして跳ねゼロを確認、しゃあああ!とそのまま洗濯機にシューッ!冷や冷やした時間だったが、なんとか事なきを得た。ラーメン美味しかったです。ごちそうさまでした。