人生たらたら

書きたいことを書くだけのブログ

まるくなる

なんかさみゅい!ということで部屋の中で着る上着と毛布を押入れから引っ張り出し、それらを被りつつ斎藤祐樹選手の引退試合を視聴しながら今日を過ごしたのだ。

 

優勝争いのチーム相手の登板でしたが、自分的には順位どうこうではなく、まあ都合の良い好きなタイミングで引退試合をやってほしい派です。

 

なんだっけ…確か二年前、千葉球団がクライマックスシリーズ進出争いをしている最中、福浦さんが引退試合でスタメン出場、ということになりまして(その試合は勝った)。後日、ネットニュースで”このような瀬戸際にそのスタメン出場はどうだったのか”的な逆張り記事が出たんです。戦力的にどうなのか、というような内容だったのですが野暮な話だよ。俺はずっと泣いてたよ。最後のプレー叫んだよ。

 

 

出来る限り暖房に頼らない精神を大事にしていきたい自分、この寒くなってきたタイミングでとあることを思い出した。

 

それは一人暮らしをしていた頃のこと。

 

当然真冬はとても寒い、部屋の中も寒い、しかし暖房はつけたくない、とにかく金が掛かるから、その気持ちだけで戦っていた。普通に使えば月に万単位で金が飛ぶ計算となり、稼ぎが心許ない自分ではそんな余裕は無かったのだ。別に常時つけるわけではなく、必要なときに気持ち節約な感じで使えばいいだけ話だったのだが、その当時何故か思考停止してしまっていた。使ったら金が無くなってしまう、それならば耐えてみせる、その気持ちしかなかった。

 

部屋の中ではガクガク震えながら毛布にくるまればいいのでいいとして、辛かったのは”シャワーを浴びた直後”だった。朝がそこそこ早い仕事をしていたので、AM4時とか5時くらいの寒い時間帯に(給湯マネーが発生するので瞬時に)シャワーを浴び、そのまま浴室を飛び出し全身を震わせながら着替えていた。今考えると意味不明な修行生活をしていた。

 

結局一人暮らしの部屋で過ごした冬は一シーズンだけだったが、暖房をつけたのは(覚えている限りで)三回、約半年間で三回である。つけた理由は知人が自分の部屋に遊びに来たから、それだけ。そのような生活をしていても風邪を一度も引かなかった自分、なかなかに頑丈であった。