人生たらたら

書きたいことを書くだけのブログ

ムカツキマイレボリューション

今日、気分転換も兼ねて買い物でもしようかと思い、お店の前で”来店アルコール除菌はどこだっけな?”と探そうとしたタイミングで、自分はとあることに気が付いた。

 

マスク忘れた。

 

 

車の運転中、なにか…なにかを忘れているような気がする…とぼんやり思い浮かべていたのだが、店に入る直前この事に気付いた。店入口の自動ドアを開けた瞬間、Uターンして帰宅する姿はあまりにも無様。

 

流石にそのまま行ったら四方八方手裏剣なので帰るしかない。お出掛けで初めてマスクを所持し忘れてしまった、もうマスクやだ。

 

まあ全て頭がマヌケな自分のせい、このやり場のないイラつき、やはり精神衛生上よろしくない。ただ自分が悪いだけなのに、何かをやらかしてモヤモヤしたことは過去に幾度とあった。

 

 

昔、車の免許取りたての頃、真冬に夜遊びから帰宅する途中、ほんの気の緩みから雪道の轍(わだち)にハマったことある。

 

帰宅に見通しの悪い住宅街を通る必要があり、速度を落としてカーブをしていたらハマり、真冬深夜二時タイヤ空回りの地獄絵図。深夜とはいえ、徘徊している人がいる可能性もあるので、慎重に走っていたらこのザマだ。その当時乗っていた車は、お世辞にも馬力が高いとはいえず、そして”2WD”だった。まあもしものことが起こるより、自分一人が苦しむぶんにはいいか。

 

車に置いてあった雪はねでタイヤ付近の雪をほじくっても、ウンともスンともいわない、タイヤはその場で空しく回るだけ。助けを呼ぼうにも、気軽に呼び出せる時間帯ではない。保険会社?とかもよく分かんない。

 

ということで。

 

マイナス二桁気温の世界で、車中泊ということになった。仕組みはほとんど分かっていないが、バッテリーが上がってしまうのを恐れ、ヒーターの温度は一応最小限に。着ていた上着をかぶり、全身を丸くし、朝がやってくるまで待つことにした。まあ世の中雪山を何日も掛けて登山する人もいるらしいので、それに比べればヒーターも壁も屋根もある、全身を震わせながら朝を待った。

 

朝になって人類が起き始めた時間に、家に電話して”スミマセン…車埋まっちゃったんで引っ張りお願いします…スマセン…スマセン…”と己の所業に打ちひしがれつつ連絡、なんとか生きて帰ることができた。

 

 

自分の責任100%のイラつき、どう発散すればいいのかは人それぞれだが、まあ酒飲んで酔っ払って寝ればいいか。この悔しさ忘れたもうなかれ、今後は絶対マスク忘れんぞ。