無性におかゆが食べたくなったので自分が自分のために自分でつくるのだ。
ふむ。
おかゆってどうやってつくるんだろう?
分からんというか、手順あーだこーだがあやふやフィーリング。過去には手作りおかゆを作っていただいたことはあるし、んまぁなんとな~くの想像力は働くことでしょう。
そうそうアレね、アレなのよ。
確か米を鍋で煮込むようなアレよ。
んでも、そのときに使う米って”炊いた米”?それとも”炊く前の米”?
どっちでもできそうだけど、前者は一段とべちゃべちゃになりそうだし、後者はお米の芯がなくなるまでの見極めが大変そう。
つまりは”水分が多く含まれている系お米ちゃん”が”おかゆ”だと思っているので、通りがかり的な意味で炊いてある米を使えばいいか。
いざ実践。
自分の正統派おかゆイメージは”米+卵+ネギ+梅干し”。
でも現在家にネギと梅干しがなかったので、結局具なしおかゆの結末。
先駆者たちのレシピを検索してみようとも思ったが、せっかくなので一から自己流で攻めることに。
焦がしたり壊滅味付けなどなどよほど変なことでもしなければ失敗はないだろうし、もしもが起きても食べるのは自分一人なので別にいいか。
鍋に米と適量の水を投入し沸騰させてみる。
そして溶き卵を入れてみる。
ああっ!
ここで閃いてしまった。
ここに万能調味料のひとつ”鶏ガラスープの素”を入れれば、”米+卵スープ”という黄金タッグマッチとなるのではないか!?もし失敗してもフライパンに移し替えてちゃーはんにすりゃええねん。
と頭がボーっとしながら適当に調理。
ついでに調味料もチェック。砂糖塩酢醤油味噌みりん…あ、嘘つきました家に酢とみりんはありませんでした。
お、おかゆに味噌は流石に違うか…砂糖と醤油も出る幕はないので、塩分がてら塩ぱっぱ。
完成!
味の採点は110点!!!からのコアである具がなかったためちょい減点-20点!!!だけど愛情がこもっていたので+10000点です!!!
な、なんて自分には甘い堕落した人間なんだ!んでもさ!自分には自分だけでも甘くしてあげたほうがいいとは思わんか!?自分を一番よく(良くではない)知っているのは自分!良くも悪くも他者→自分と、自分→自分ではその人物像が異なるのは当たり前のこと!ならこの世でただ一人だとしても自分に対してはうんと甘えさせるべきなのだ!んでもその言い分が通るのは真っ当に生きている者だけだ!じゃあ俺は駄目だ!ごちそうさまでした。