人生たらたら

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なるため

W杯放送中に幾度となくはさまれていた\ワールドチャンピオンになるために/\なるために/\なるために/\なるために/のCMでおなじみの、サッカーを題材とした”ブルーロック”という作品のアプリゲーが配信開始されたみたいなので、お触りしてみることに。

 

※まず前置きとして、自分はこの”ブルーロック”という作品について何も知りません。漫画(原作?)もアニメも何一つ目にしたことがありません。これから述べていくことはあくまで”このアプリについて”のことであって、元作品自体にあーだこーだは一切ありません。

 

んじゃスタート。アプリは縦画面、原作知らんのであらすじは割愛。

 

アプリ内容としては、試合は自動進行、まず選手を一人選択し某球技ゲームの某育成モードをパク…オマージュしたモードにて選手を有限ターントレーニング、そして育成完了した選手をマイチームにて編成、他ユーザーと競い合う、みたいな感じ。はい。

 

はい。

 

…その、自分にとっては昔馴染みの深い育成システムなので、とっつきやすさ自体はありました。

 

ですが、まあ…う~ん…

 

レーニング選択時にそのアニメーションなどもなく一枚絵表示すらもなく、視覚的に動きが少なすぎる、行動時にこれといった効果音もなく耳に残るような音もない、画面切り替え時にいちいち暗転がはさまれるため進行がちょいモヤる、トレーニングは各種能力値に対応した項目を選べば上昇するのはいいとして、各スキルも直接習得式?のため育成の遊びがない(トレーニングで溜めたポイントで取捨選択する、というような要素がない)、おでかけもない、全体的にUIが安っぽい上にレスポンスがそこまで良いわけでもない。

 

その他システムで気になった部分は、”マイチーム編成画面”に行くための段階が多い(よく使う項目のはず)、選手カード育成画面のレベルアップと現凸可能のポップアップがひとまとめにされていて、片一方が一目で見分けられない(必要素材的にレベルアップ可能部分が常駐されるため、現凸可能カード側を探す手間がかかる)。パッと感じたのはその辺り。育成面機能面含め全体的にどこかで見たシステム&UI、それらを無味無臭にした感じ。

 

試合描写部分に関しては、基本自動進行なのはいいとして全体的にテンポが悪い。原作ありきのアプリゲーなので各キャラにスポットを当てるという意味で台詞をはさんでいく部分はとても良いと思うが、それにしたって一行動毎にいちいち進行が止められいちいち動きの無い時間が発生、一行動毎の間が多すぎるというか、試合の動き(展開)にメリハリというものがなく、ただ一試合として眺めるには厳しい。もっと小気味よく(キャラが台詞を発しながらでも)各種行動を矢継ぎ早に、派手に魅せる部分は派手にテンポ良く描写したほうがいいと思った。サッカーでいえば、数年前に発売されたキャプテン翼のゲームの”試合中の演出”がその辺り良かった覚えがあるので…って比べる部分ではないか。

 

アプリの良かったところ。

 

・(自分の環境下で)初回起動時ダウンロード容量は確か500MBちょい、チュートリアルもスキップできるみたいなのでリセマラはしやすそう。

・三笘選手のボイスが堪能できる。

 

なんというか…いわゆる”アクション要素さほどなしぽちぽちアプリゲー”って、ユーザーからの操作介入度が低めの傾向”だからこそ”、こう、項目選択時の演出とか細かいところの効果音とか反応とかが大事なんだなあと。レスポンスの良し悪しにも繋がる部分とは思いますが、作品に触っていく上での受け手側の反応からの感触の心地良さといいますか、ぽちぽちゲーだからこその、一アクションの反応に手を抜かず注力すべき部分だと思うというか。上手く説明できないのでふわっとした意味不明文となっていますが、それにあらためて気付かされたというか。

 

ということで。せっかくなので最後に運営さんを調べ

 

 

あの”はじめの一歩アプリ”の会社でした。

 

 

これは!あの言わずと知れたボクシングが題材の超有名作品!はじめの一歩のアプリ!一つのリングにて行われる”複数人対複数人”の誰も想像だにしなかった画期的タッグボクシング作品!試合はターン制バトル!AOEパンチやランダム対象パンチも活用し数々のライバル達に打ち勝て!

 

………

 

”複数人同士のチームスポーツ”という整合性だけでなんだか相対的に評価が上がりました。ぐだぐだと述べてきましたが、(原作ファン+)この類の育成ゲームを好む方ならこれらの戯言なぞ問題ないと思います。おわり。