人生たらたら

書きたいことを書くだけのブログ

自重せよ!!!

自分には中堅~ベテランニートの自負がある。その長い年月によって築かれたのは"乞食精神"、それは他の真髄を許さない。

 

普段からTwitterリツイート懸賞に挑戦している。当たればいいな程度の気持ちで見境なしにリツイートをしている。先日、とうとう懸賞に当たってしまったのだ。突然のダイレクトメール(以下DM)に驚きを隠せなかった、目を疑った…これは現実のようだ。

 

自分はウキウキで返信をした。特別欲しかったものでは無かったが、これも乞食精神における所以だろうか。

 

大手通販サイトの商品ページを紹介され、注文しろと促されたので、新規会員登録をし、適当な支払い方法を紐づけ、自費で購入。スクショを送ったら先方から返信が届いた。

 

"商品レビューをしろ、サイトに掲載させろ、星5をつけろ、さすればその分の金額を払おう(要約)"

 

…なるほど、そりゃタダでくれるような美味い話ではないか。そりゃ宣伝をしてもらう事に懸賞の必要性があるものだと…いや?リツイートした時点で宣伝の拡散が行われているのではないか…?何かきな臭く思えてきた。というか手順が回りくどい、面倒くさい。

 

…まあいいか。商品が届き、数日商品を使用していざレビューを書こうと思い、考えをある程度固めて、その通販サイトに再び赴いた。

 

ん?

 

レビューを書くためには条件が必要らしい、ある一定の金額以上買い物をしなければ、レビューする権利が貰えないみたいだ。…まあ日用品でも補充まとめ買いして権利をいただくか、とヘルプページをよく見てみると

 

"見返り目的でのレビュー掲載は禁止(要約)"

 

と記されていた…ん?これってかなりのグレーゾーンではないか?それとも深く考えすぎなのか?寒気がした。そして改めて先程↑のDMを見返し、目が覚めた。

 

"星5をつけて"

 

これはいわゆるサクラ、工作レビューを要求されている、ということではなかろうか?

 

通販サイトのレビュー欄など工作だらけだし、公式の圧力によって好意的な内容のレビューは掲載されるし、事実を並べた不満レビューは消される、それが当たり前の世界ではあるが、関わらずに済むならそれが一番。というか関わりたくはない、いい事はない。あるとするならば目先の金だろうか。

 

正直今回紹介された商品は、先程言ったように特別欲しかったものではなかったものの、個人的には使用していてとても満足のいく商品だった。俗にいう星5をつけてもいい、と思わせてくれた商品だった。しかし、文面の"星5を付けてレビューしろ(要約)"と書かれて送られた現状の前では、すべての言葉が白々しく聞こえてしまう。いくら商品の魅力を書き綴ろうと、本音を書き綴ろうと、上記の文面が送られてきたという現実の前では、工作と受け取られる。ほとんどの人はそう感じるだろう。"星5を付けてレビューしろ(要約)"という内容のDMを受け取った、という現実の前では。

 

この話がどのくらいの信憑性があるのかは分からない。実は裏で通販サイトと繋がっていて、公式公認安全のリツイートキャンペーンなのかもしれない。自分には分からない。個人情報を扱うならばその辺りの安全性を最低限唱えてほしいな、とは思った。感じるのは胡散臭さばかり、結果自分はレビューを書かずDMでお断りのメッセージを送った。

 

残ったのは自費で購入した商品。だがそれでいい、火のないところに火を立てる必要はない。これは人生の授業料として考えることとする。

 

ここからは少し違った話にはなるが、自分は詐欺というものは騙された方も悪い、という考え。勿論騙す奴が悪いのだが。

 

自分はこう考える。

 

詐欺られたら、それを授業料として学べ。後からグダグダほざくな。騙されるチョロイ奴がいるから詐欺はなくならねえんだ。

 

言葉は乱暴かもしれないが、綺麗事、同情はお呼びでない。詐欺被害の遭うということは、つまり無知、ということ。世間知らずということだと思う。今回の自分はそうだ。いや、厳密には詐欺ではなかったと思うが、不信感しか湧かない話の流れに立ち止まり撤退することとなった。結局商品代を払い、商品を受け取ったのみで終わったが、不信感の橋を渡りたくはないし、それでよかったと思う。もし規約に触れて大手通販サイトからアカウントBANでもされたら、後悔どころの話ではない。

 

単純に商品のレビューをしろ、だったら何事もなく仰せの通り、だったんだけどなあ。気にしすぎ、と思われそうだがそう感じたのだから仕方ない。