イタリア・トリノで開催された今大会。
羽生結弦選手とネイサン・チェン選手の一騎打ち
とも取れる大会でした。
羽生選手はショートプログラムで
ミスが少々あったものの
フリープログラムではルッツを含む
4回転ジャンプを5本着氷させました。
特に4回転ルッツは2年前、練習中に転倒し
靱帯を損傷した経験があるジャンプなので
気持ちの面でも、鬼気迫るような演技だったと思います。
しかし、何よりもチェン選手の
ショート、フリーの完璧な演技。
ジャンプ、スピンなど全てにおいての安定感
非のつけどころのないパフォーマンスで
2位の羽生選手に大差をつけ、優勝しました。
あまりこういう事は言いたくないのですが
羽生選手は誕生日を迎え、25歳となりましたが
フィギュアスケートの選手としては
年齢的に厳しい段階に来てるのではないかと思います。
10代の選手が次々と台頭してくる一方
20代後半で最前線にいるような選手はほぼいません。
ですが、羽生選手なら
また世界最高得点を叩き出し
世界の頂点に立ってくれると信じています。
怪我に気を付けて、今に見てろよパワーで。