ちょいと探し物をしに物置へゴー。段ボールを開けてはこれ懐かしい、この漫画懐かしい、この攻略本懐かしい、このアンソロジーコミック懐かしい、とよくある定番時間経過イベントが発生したわけです。
んで、一通り手の届く場所を探ったあとに見つけたのは”Myスーツ”。時は古代、自分が就職活動を開始する際に購入したものでした。久しぶり過ぎるので発酵とかしてねえか？と恐る恐る確認してみたところ見た感じはセーフ。
スーツねえ…
言うまでもなく現状着る機会なんぞもなく、そもそも着た回数も両手両足の指で数えられるくらいでしょうか。
就職活動の際に着用しては、会社に赴き面接やら一般常識やらのテストを受け、後日お祈り文書が家に届く、という一連の記憶が頭にこびりついています。それこそ近場から片道数時間のような場所まで求人にあったものを片っ端から受けては無残な結果。それもそのはず、(各分野においての)確固たる労働理念も能力も礼儀も常識も学歴もなし、長所を尋ねられたところでいくら考えても出てこず答えられず、無理矢理その場しのぎ程度のダイナミック曲解をしたところで瞬時にボロが出るオチなのは明白。今思うとこんな自分に面接を受けさせてくれた手間と時間に関して、企業に感謝と謝罪の気持ちです。
思い出しちゃった。
スーツを一目見ただけで一番に呼び起こされたのは哀愁、といった時点で救いはなし。専門店に行ってスーツを購入していただいた際の”人生初のスーツだぜ全く似合わねぇぜFOO！タイはどれにしようかなあウヘヘ！”というのが現状でのピークであります。
一人で勝手に唐突にダメージを負ってしまったのでふて寝。スーツは悪くないんだよね。クリーニングに出さないとね。スーツの似合う男になりたいね。スタイルがちょっとね。ちょっとではないけどね。
