なんか通知が届いてたので、人の空いている時間帯のうちに期日前投票にでも行くか～とお出掛け支度。おっと、忘れないうちに届け出通知の各項目に記入しておかないと。ええ～と、名前住所生年月日ｶｷｶｷ…あっ。
そうだった、この期日前投票通知には”謎の記入項目”があったんだった。
それはなにかというと、”なぜ当日ではなく期日前に投票するのか、その理由を述べよ”という”それ聞く(書く)必要あるんか？”な項目。現在うろ覚えな状態で述べるが→(投票日当日)就業、学業のため、休暇のため、長期旅行のため、家庭的事情のため、その他(フリースペース)などなど、何かしら該当する理由を書く項目があるのだ。んまあそれをわざわざ聞いてくるということは、なんらかの情報収集をしているのだろう。
んで昔、自分は今までその項目に対して悩みがあった時期があった。
自分はまあ…こんな生活をしているものだから、当日に行こうが先走りで行こうがそのタイミングに全く理由はない。あっ行くか～くらいの気持ちで、これといった真っ当な方たちのような事情はZERO。というところから先述の項目が立ち塞がっていたのである。そもそも労働も学業も関係ないので、そこは華麗にスルー、ゆえに休暇もへったくれもないのでスルー、外に出てフィーバーする人間ではないのでお出かけ類もスルー、別に日程ピンポインツ家庭の事情的しがらみもなし。三大義務的クエスチョンに対して自分に該当する欄がなく、自分に残されているのはその他フリースペース欄だけである。
別にその記入項目に対して、比重をそこまで置いていないかもしれない。あくまで規定としてあるだけで、厳密なる調査の矛先ではないのかもしれない。しかし自分としては、とにかく嘘をつきたくない。”今日仕事休みなんすよ笑”とかなんだかなんとなく答えたところで、そっすか、という反応で誰も気に留めないだろう。しかし自分は自分ではない何かを創り上げたくはない。自分のすること成すこと目に映ること受け止めること、それら全ては自分の中からでのみ築き上げるものであって、自分で自分という偶像を祀ることはしない。自分は不細工、それは事実。自分は性根が腐ってる、それも事実。自分は自分。場合によって隠すことはあれど偽る気こそなし。
ペンを取り、その他フリースペース欄にこう記入した。
＼無職／
今考えると”なぜ当日に来られないのか？”という質問に対して”無職”という一ワードは返答としておかしいし、日本語として言葉足らずだろうとは思うのだが、そこはまあ”無職のため時間帯による行動制限がないから”だかなんだか雰囲気を汲み取っていただけたら幸いです。いやすみませんただの自分の不手際です。
てなわけで今回、”それらの旨をきちんと書こう”、と思い立ったわけであります。う～んう～ん、どういう風に書こうかな…場所が場所だからくだけた書き方はよしたほうがよさそうだし、だらだら文章を書くのも違うし…簡潔に分かりやすくまとめるには…え～っと…
その記入欄自体なくなってた。
あうぇっ！？？いつから！！？えっ！？この前(いつかは忘れた)はあったはずなのに！？正確には”期日前に行く理由”みたいな毎度の文字列は並んであったけど、チェック項目欄はなくなっていて↑を記入する必要も場所もなくなっているだ！なんだとお！？自分は書面の前で小時間悩んで、ある程度回答文の方向性が定まってきたところだったのに！？よしこれでいくか！となったところで肝心の記入先が見当たらなくてなんだか部屋で一人あたふたしていたぞ！
まあそれほどまで意味のある要素だったか？とも思っていたので、結局ないならないで別にいい、ということだったのでしょう。ただいま。
