たいけんばんばんばんこーなー。
今宵は”ウォーロング”という作品。何やら”三国志を舞台としたダークファンタジー”らしい。自分の三国志の知識は三國無双2と3くらいで、知っている武将もそのプレイアブルキャラくらい。
※一応バレ注意※
~物語のあらすじ~
黄巾の乱の真っ只中、義勇軍として現れたるは我らが主人公。しかし登場開幕早々敵兵にやられYOU DIED…かと思いきや意識を取り戻し、目の前にいたのは謎の少年と謎の光。やっぱりなんか無事だった。
おおまかな流れとしては、武器ふたつ+弓+飛び道具+仙術(魔法みたいなもの)を駆使しつつ敵を討伐しながらステージマップを進んでいき、中ボス大ボスを撃破してマップクリアしていくという形。戦闘ゲームバランス的にはソウルシリーズ?を意識しているのかもしれないが、マップとしては地続きではなく一つ一つのマップに赴くことを繰り返して物語を進めていく感じ。宝箱や敵ドロップやらでランダムにスキルが付与された武器防具を入手できるので、いわゆるハクスラ?要素アリ。
戦闘システムとしては、体力ゲージの下にある"氣勢(きせい)”というものを軸に立ち回っていく。これはいわばテンションみたいなもので、攻め攻めスタイリッシュプレイにて溜めれば強力な技や術でノリノリアクション可能状態となり、逆に防戦一方グダグダプレイになれば枯渇し一定時間なえぽよ無防備状態になったり。敵の攻撃に合わせてのジャスト回避ポジションである”化頸(かけい)”というシステムがあり、これに成功するとノーダメージ氣勢UP+相手DOWN効果にもなり、相手をなえぽよ状態にさせることができれば”絶脈”という強力ダウン追い打ち攻撃が可能。言わずもがな相手の火力は全体的に高めに設定されているので、いかに相手の攻撃を受け流しつつ攻め続けるか、という戦闘システムとなっている。
マップ上の仕様としては”士気ランク”というものも設定されており、簡単に言えばマップ上で味方側がウェーブを巻き起こせば上昇し強化恩恵、逆に敵にやられてしまったりすると自士気が下がり敵の士気が上がり一段と過酷となっていく、みたいな感じだったと思う。
とりあえず体験版ぶんはクリア。内容量としてはオープニングマップ~ボス→(修練場)→次マップ~中ボス~大ボスまで。プレイ時間はもはやホラー映像かと思うくらいのぐだぐだやられっぷりで二時間いかなかったくらい。
パッと感想としては、戦闘はそこそこスピード感があり一定の気持ち良さの部分もあったものの、全体的に重さがちょい足りない?というか軽めだった印象。それと人によってはいずれも”どこかで見たことがあるアクション群”と感じる方もいるかもしれない。”士気ランク”のシステムも上がるにしろ下がるにしろ上手く活用できているのかがよく分からなかった。作品として三国志が舞台なのだとしても史実にあるような大勢同士の合戦というわけでもなく、どちらかというと少数対少数のような作風となっているので、この先”このテーマだからこその魅力”があるのかどうか。それとPS4(初期?)でのプレイはフレームレート的にちょい厳しいかも。良かったところとしては、絶脈はなかなかの気持ち良さ、ハクスラ収集装備品をレア度で一括チェック切り替え売却が可能(最重要)な点。
てなわけで。
体験版を最後までプレイしたので、さっそくオンラインプレイに突撃じゃあ!!!
一パーティ人数は自分含め最大三人。野良プレイは専用アイテムを消費しての募集or募集している方に参加、顔見知りプレイはフレンド選択orパスワード提示募集参加。マルチとはいえあくまでソロ時と同一のマップをマルチで進行していく、という形。なんとなく募集オンリー数パーティ計30分ほどマルチプレイ。
~この戦闘システムでマルチを実装するとどうなるか~
1・化頸出来ない奴から置いていく。
2・そこのけそこのけ絶脈は我が手中也。
3・余の獲物横取りしおってドロップ品争いぞ。
1…化頸システム前提?の敵の全体的な火力の高さから、”失敗したプレイヤーのぶんだけ”もりもり体力が削られることとなり、強力な攻撃がくるぞぐわあああ!!!…って喰らってるの一人(自分)だけかい!!!というような公開恥辱を受けてしまう。
2…マイナス氣勢積み重ね→絶脈チャンスと移行していくのだが、パーティが三人の状態にてその同タイミングで絶脈を決められるのは”一人だけ”。つまりは敵がダウン状態となったその刹那、ボスに向かって一斉に△ボタンモーションの押し付け合いシュールな一席争いの光景、三人による気持ちのよい瞬間の奪い合いとなるわけである。絶脈アクション中は敵の判定が消失するため、その争いに負けてしまった残り二人は待ちぼうけ敗北感を味わうこととなる(別に回復なり補助なりしていればよいのだが)。
3…確か、各ドロップはプレイヤー毎に抽選というわけではなく、”ひとつは入手ひとつ”だったはず。人と状況によってはおとしもの争いが勃発してしまうかもしれない。
とはいっても、ソロ時と同マップを巡る都合上、”初見マップをマルチでプレイ”というのは物語を追うのにもプレイ面でも流石になさそうですし、あくまでクリア済のマップをマルチ要素を楽しむ程度の認識だと思うので気にする部分でもないかと。それこそハクスラ作品特有の”終盤高レア高難易度マップを効率で回す”、みたいな事例でもなければそこまで気にしなくてもいいと思います。マルチでいうと他プレーヤーが襲いかかってくる”侵攻”関連がまだ別の意味合いでどういう味なのか、という感じですね。
本マルチプレイにて組ませていただいた皆様、その節はありがとうございました。おわり。