本日は出先から失礼いたし。何はしなくとも維持費は掛かる。そんなもん物心ついたときには既に周知いたし。知って当然のことには向き合いなさい。それが構築できなかったのはなんたる罪。この男の罪。店員さんから領収書をいただく度に蝕まれていく一人の男の罪状。いつだっていつまでいつになったら。日々重ねられていくそれは配色としても移り変わり。みすぼらしさといたたまれなさ。年老いた肉体からは生気すら感じられず。その生涯に同情の余地はなし。徒歩~十数分圏内、それが今できる自分の限界。なんだか凄い。自分で自分にそう感じる。日を増す毎に感じる。何故これほどまでに重いのか。何故こんなにも足枷が重いのか。服を買いに行くための服をこしらえるための足を動かすための意識そのものが欠乏している。最近、不思議と思う機会が増えてきた。何に恐れているのか。恐れるどころか見ようともしない見なくてはいけないことから尻尾を巻いて逃げ出す格好をしている。スタートラインに辿り着いてすらいない段階から。いうなれば自身含め全て、とでしか例えようもない。迷子だ。子が付く歳ではないのでまいちゅうねんだ。この世には当たり前を当たり前としてやらないアダルトもいるのだ。なんとも愉快だ。アハハ。渇いた笑いそれこそが己の真骨頂であるぞ。