人生たらたら

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割り切りの精神

アプリを開きお知らせ欄のポップアップを覗くと、まさかの”コラボのお知らせ”。今回の件、勿論”コラボ先どうこうの話”ではありません。

 

 

本作は確か…今の今まで、外部とのコラボをしたことが無い作品だったと思います。長い年月の間、これといったコラボをしてこなかったのは逆に凄い…当時の運営の方が、この作品の世界観を大事にするためにコラボは控えていたそうです。その総監督の方が一線を退いた影響なのか、そこから真っ先に因果関係にしてよいものかは、運営内の事情は知り得ないので安直な考えの気もしますが…ついそういう風に勘ぐってしまう気持ちもあります。

 

コラボというのは、作品自体を別界隈の方々に認識させる手法で、主に新規ユーザー開拓だと思っていて。自分は今作品に限らず他作品コラボというのは苦手ですが、知名度を上げるためには手っ取り早いやり方だと思います。ですがその分扱いをもっと丁寧にしてほしいというか、越えてはいけない一線をきちんと見極めてほしい、というか。

 

個人的にはコラボすることに関して、”んーーーーーーーーーーーーー”という感じですが、アプリ作品であり商売であるので

 

”売上”

 

という二文字を突き付けられたら、申し訳ないことに、どうもこうも返せません。”じゃあお前が月一千万課金しろや”と言われたら、何も言い返せません。

 

 

コラボの是非はともかく、一メインストーリーを完結させ一旦区切り、あらためて時系列を進めての新章、その新キャラとのコラボということで、既存ユーザーからすればまだ情も思い入れも(さほど)ないキャラ、既存キャラとの接点は(多分)ないため、それはそれとして割り切って考えられる点ではあると思います。

 

ちょっとモヤっとしたのが、新章が実装されてから”三日目”にコラボ発表されたこと。

 

企業(事務所)同士での協議、楽曲提供、歌唱レコーディング、カバージャケット、それらは一朝一夕でできるものではなく、おそらく、新章予告事前登録以前(時点?)から進められていたプロジェクトだったと思うんです。現在のアプリ内状況は、その新章実装、新キャラ新カード新ユニット新曲実装イベント中です。まだ期間折り返し時点でもありません。何故このちょいズラしたタイミングでの発表だったのか、こう考えてみると、”コラボありきの新章実装”、と首を傾げざるをえません。

 

それならいっそのこと、新章予告と共にコラボします、と先に銘打った方が良かったのではないでしょうか。

 

先日、(今まで楽曲がなかった)”既存キャラが今夏楽曲デビュー!”という発表、からのそれをすっ飛ばして”コラボ楽曲三曲発表!”という流れに対しても、もう少し然るべき順序があるだろう、とも思いました。これは大人の事情もあるでしょうが。

 

コラボ楽曲は期間限定ならば、いずれいなくなるのでどうでもいいとして、カード実装は…まぁ、ガチャを回させなければ商売にならないので…個人的な要望としては、コラボ先カードは”マルチでは使用できず一人用のみ”、”カード一覧画面に組み込まない”、などという感じですかね。興味ある、欲しい方たちは自分達の画面だけで各々楽しんでもらって、それ以外のユーザーはそのカードを入手しない限りアプリ内どこを探しても目に映ることがない、という特殊カード扱いという形にしてほしいです。キャラクター一覧画面にEXTRA的なタブが増やされていて、そこに組み込まれる、とするのは流石に踏み止まってもらいたい。もしそうなったら…

 

 

その、自分は新章2053に対してそこそこワクワクしていたんです。新ストーリーや新キャラ部分は勿論、既存キャラ達が築き上げてきたアイドル文化の礎に対しての、直接的ではないにしろ間接的な関わりだとか、あの時のアレはこの事だったのか!的な伏線だとか、丸々ひっくるめて楽しみにしていました。今回の新曲イベント開始時の際には、イベント楽曲も聞きつつ報酬を一通り回収してから、ゆっくりと腰を据えて、あらためて新章をフルボイスオートで堪能しよう、と思っていました。

 

なんかもう見なくていいか。

 

ここにきて満を持してのコラボ解禁ということで、もう”コラボありきの2053”、としか見られない感覚となってしまいました。繰り返しますが、新章新曲イベントの三日目でいきなりコラボ解禁発表のスピード感、流石に驚きました。まあその結果、ストーリー読破に着手する前にその発表を目にしたので、変に情が湧く前に退くことができたのは、個人的に助かった点です。褒めてはいないです。

 

今言いたいのは、兎にも角にも既存キャラ(とその時系列)に対してのコラボはやらないでほしい。それだけ。好き勝手するのなら、2053世界の中だけでよろしくお願いします。