殺伐としている。お日様が世を照らし、気が付けば既に夜。枝豆を握り貪る筋肉に力が入る。みすぼらしい。感情が爆発したところで物には当たらんけど、そのぶん自分の胸に突き刺さる。そのものは痛いが一時の痛みを感じるだけ。ちぎれそう。ちぎれパンをちぎらず食べるその生き様はここにはない。一分一秒一日が重く感じる割に扱いがぞんざいすぎる自己矛盾。自己解決方法こそ無し。何かをもって制すること持することができない。どこを見て歩みを進めればいいのだ。目線をどこにもっていけば。目的をどこに示せばいいのか。下っ腹からこみあげてくるような感覚はなんなんだ。痛みはない。何かを考えているわけでもない。答えも出ない。しかし何かがある。下っ腹の奥底から違和感が。抽象的なざわつきがもぞもぞしている。それがもう長い間解消されていないのだ。その本質は認知している。おそらくは焦りだ。人としての焦りだ。いつまでも決断できない人間の焦りだ。焦りがむかむかと神経を圧迫させている。阿呆らしいよ本当に。人から見ればしょーもない事情で一歩すら踏み出せないんだから。笑われるまでもない同情されるまでもない。なんでそんなことすらできないの?しないの?肉の集合体がここにある。せめてもう少し自立心があれば。悪い意味での神経質でなければ。良い意味で鈍感であれば。適応力があれば能力があれば器用であれば最低限の生活能力があれば。手遅れにも程がある。そういったものは年端もいかない頃から徐々に身に着けていくものだ。とっくのとうにその重ねてゆく時期は過ぎている。やや乗り遅れたとしても、正常なら、正常なら、少しずつでも追いつけるように立ち回るもの。真っ当な人間ならゆっくりでも進んでいくもの。何かに挑戦して、うまくいこうがいかまいが挑む姿は美しい。こんなはみ出し者にすらもなれない下等生物は羨望のまなざしを向けることしかできない。その光に対しての影にもなれない。光を浴びることを目指したものだけが影になりうる資格を持つ。一端の影にもなれない存在は何の意味があるのだろうか。誰にも認知されない存在はいないものと同義だ。なら何故呼吸をする食事をする睡眠をとる文字をうつ。残されている問題はそこだ。何かを得るためには何かを犠牲にしなければならない。何の犠牲もないなんて主張はただの綺麗事。得るため?得る必要がある。必要がある。必要。必ず、を受け入れらないのはもはや罪。犯罪だ。犯罪者が呼吸をしている。罪を犯しているものがのうのうと生きている。裁かれる覚悟も度胸もない輩が世にいる。この場にいる。吐き気がする。いつかこれを償える時がくるのだろうか。救われない犯罪者がここにいる。