はいただいまはいおかえりなのだ。すっかり手も足もかじかんでいたいのだ。明日もたぶんお出かけなのだ。全身が痛いのだ。喉も痛いのだ。もはや痛くない場所を探すのが早いのだ。逆転の発想なのだ。空欄を埋められる場所を探すより埋められない空欄を早々に見極め諦めの境地へとするのだ。がんばって背伸びするくらいならシークレットなブーツをはくのだ。出先のこあがり席には気を付けるのだ。はいたことがないから分からないのだ。もう身も心も持ちそうにないのだ。今の状況で誰かとノーマルなテンションで関わる負荷がとんでもねぇのだ。ノーマルにしているだけなのに気を張っているから燃費が悪いのだ。高燃費ブーストモードみたいなものなのだ。その当たり前の状態に向かうためだけにブーストモードが必要なのだ。そのぶん頭がおかしくなっちゃうのだ。元からおかしいのは承知の助輪をかけてのわにわにパニックなのだ。あああ暗い暗い夜だから暗いのは当たり前なのだ。吐きそうな気分で結局吐けないのが一番苦しいのだ。後の祭りとはこのこと後悔先にたたずの刻印に自作自演の損傷具合なのだ。日に日に弱っていくだけの状況はなんともいえない胃もたれなのだ。眠たくない目を無理矢理閉じて日をあらためるしかないのだ。この叫び嘆きはぼくだけのものなのだ。