今宵は、お酒を、失礼いたします…現在のコンディションという名の毒を酒による毒で制す。無限回廊ともよべるその所業は、底の見えない奈落へと滑り落ちるだけの下り坂。その先に見える情景は、本来味わうべきではないフレイバー。過ぎ去る頃にはもう遅い、限りある資源と共に風化させてゆく風流。すっかり横になっているわけなんですよ。ときたまうぅっぅぅ…あぁぁぁあああ…と呻き声を上げながらの情けなきダウンアンデッド無職ケアルディアレイズフェニックスの尾なんでもござれ。90度倒れてのベッドタイムなんですけど、横になったまま水分を取るってすごい大変なんだな、と思いました。喉?気道を液体が通る際、縦になっていないとぐぐぐっと通り道でむせるむせる。少量の水分でも溺れてしまう、みたいなことを聞いたことがありますし、今回なんとも舐めた飲み方をしていたみたいです。危険。水分をとるときは上半身を起こして、十分な角度のルートを開通してから摂取しましょうね。危険。またひとつ人体における学びを得てしまいました。危険。やはり口出し確認→耳→認識はあればあるだけいいみたい。言霊、とはまた違うかもしれないけど、聞く聞かないによって意識の差は生まれるので、大事なこと、危ないこと、用心しなければならないこと、こまめにボイスアンドフィンガーチェックしましょう。だからぼくはきちんと”よこになったままおさけをなのんじゃだめ!→わかった!”と一人で発声確認をしています。えらいぞぅ!あれやってみたいんですよ、でーあいわい。古代の言い回しをすれば日曜大工でしょうか、手作りでなんやらこれやらつくっちゃおう!のあれです。個人的にいまほしいグッズがありまして、いろいろなお店の既製品を見て回ってはうううん、ちょっとここが…そこが…ううううん、となってしまうわけです。細かいところに手が届くか届かないかというか、あくまで需要は人それぞれといいますかどうにもしっくりこないんですね。そもそもほしいものが見つかっても購入する金がない、というツッコミは今はおいといてね、妄想は妄想としてそれなら自分で開拓するのはどうだろう?と意識がおぼろげのぼくは閃いたのです。でもぼくは類をみないほどのぶきっちょなので、引いた線どおりに切れないし、紐もうまく結べないし、とにかくすべてががたがたになるし、クリエイティブな技量は激烈なマイナス、いいほうに考えて未だ不明ってなもんだ。測量とか下準備はきちんとやるんですけど、いざ取り掛かるとぐにゃぐにゃになってしまうこの現象、不器用、の一言で済ませるにはなんとも勿体ないではありませんか。それは単なる現状の経験の少なさによる気持ちの停滞かもしれない。まだ諦めるには早いのではないか、そう考えた私は、そもそもでーあいわいをするための軍資金すらなぃんだょ、とあらためて身の程を知り、ひっそりと眠りにつくのであった。