どうやらじゅうさんという数字は不吉寄りな数字らしい。何故かは知らない。ホテルの部屋番号の欠番のあれみたいな、まあ何らかの前例によりたまたまその数字がフォーカスされよろしくない風潮へと至ったのだろう。それはそれでじゅうさんさん本人はどういう気持ちで過ごすことになるのか、その気持ちを考えたことがあるかい。人間が勝手につくりだしたものなのか、お釈迦様かなにかが生み出したなにかなのか。それらによって一方的に貼られたレッテル、なんとも厚かましい対応ではないか。ならばわたしはじゅうさんさんを熱く抱擁しよう、でもじゅうさんって使うことあまりないよね。普段つかわないからこそ一点集中型にピックアップされるのか、臭いものに蓋をするからこそより関心を持たれるのか、いずれの要素も噛み合っての存在感。隠すと余計に暴きたくなる、これもいきもののサガか…
うひひそれではまた会う日まで。