もう、視界しょぼしょぼだよパトラッ…う~んそういうときこそ花火を打ち上げろぃ!どかーんと一発テテテ打ち上げる火薬がね~なぁ~胸に秘めるソウルってのがよ~近所迷惑にならない程度にぶちかましたれぃ!何を言ってるかわからねーと思うが、それミートゥー。あなたが目の前の液晶を覗いているとき、液晶もまたあなたを覗いているのだ。あ、ばり反射しちゃうタイプの液晶ね。不意にビックリするんだなこれが!あっ、画面スリープしちゃう→クレイジーハンドを向かわせる→間に合わなかった→画面真っ暗になる→BAKEMONO FACEが目の前に映る→キャアアアアアアアア(裏声)アアアアアアア(ビブラート)となるのもしばしばで。やはり恐怖というのはさまざまなぱてぃーんあり。おそらく一番お手軽で扱いやすい一発オドカシ戦法、五感に訴えかける戦法、ゆっくりと骨の髄まで蝕んでいく戦法。怖いのは苦手なのでその手の話はやめてよね。やはり非日常的な現象は怖いわね。なんというか、例えば手品師のショーがはじまったとして、ひとつひとつ説明されながら進行していく。そのぶんには人が宙に浮こうが剣で刺されようが、リアリティとしての恐怖は起こらない。しかしそこに、誰もいないような家屋、廃墟というステージを用意すれば、途端に摩訶不思議恐怖館が誕生するわけである。館なのか廃墟なのかハッキリしろい。お化け屋敷というのも、ある程度そういった理解の上で突入するからこそ、雰囲気を壊さない程度にここは現実なんだ、これは人の手が加えられたホラーなんだ、というバイアスがかかり、自分のようなへたれでもなんとか通過できることができる。この足の震えは武者震いってやつだな!こわいね、この目で実証できないもんは。なのでここは目を瞑ることにするよ。ははは、このままでは見なくてはいけないものからも目を瞑ってしまうよ。ははは。こわいね。