んでまあちょいと某飲食店にて外食したんですね。自分はもうとにかくお米に精神が呑み込まれているので、外食の際は大体丼物か定食もので占められております。ご飯とお味噌汁がないと公共の場で中年駄々っ子しちゃうぞぅ。
んなことはどうでもいいとして。食べ終わってお店を出たときにふと思ったことがあったんです。
言葉を発するという行為が本格的にお留守番。
こう、自分に似たような生活をしている方なら共感サインコサインタンジェントかもしれませんが、日常にて言葉を発する機会そのものが希薄傾向となりまして。一日における発声/sはもはやアンダーな方面に測定不能エラーな日々が続いてしまうといいますか、お買い物の際などの店員さんとの業務的応答のみ、といった生活は都市伝説では決してなし。
んで、今の時代すっかりタッチパネル注文となったので、メニューの注文口頭もいらず。自分のこれまで渡り歩いてきた、どんなに長く噛みやすそうな文字列メニューだろうが意地でも一語一句完走注文する、といった諸刃の剣プライドの機会もなくなってしまったのは、まあそちらの方が効率的なのでいいとして。噛まないように意識しすぎてしまった故に、おそらく日常的に発せられることがない、片言で妙にゆっくりハキハキと発音していた(割に結局噛む)お顔レッドホットチキンの思ひ出もいいとして。
気持ちの面もあるのか、喉が閉じている感覚がかすかにあるのが恐ろしい。こう、生物として“使われない機能はそらどんどん劣っていくよ”とあるので、何かしらの革命は起こさなければならん、とも思ったり。早口言葉?文章の音読?近所迷惑にならない程度に大きな奇声をあげる、というのも候補に挙げておきましょう。あれ?奇声は常日頃発している気がしなくもな…あははそれならいいかぁ寄生だけにあはは。