人生たらたら

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二ヶ月

※敬称略ド素人目失礼※

 

 

 

再来月の5月7日!!!

 

井上対フルトン世界タイトル戦決定!!!

 

 

うおおおおようやく決まったぜええ!!!配信プラットフォームはどこだどこだ!!?え~と、NTTドコモ?の"Lemio"というところで無料配信されるらしい………って”れみの”ってなんだ?????初めて聞く名前なのでさっそく検索してみると、かの”dTVのリニューアル先”らしい。月額料金はほぼ倍の990円、それとは別に広告付き無料動画配信、オリジナル作品、純粋に動画を見るのを阻害してくるであろう各種追加機能などなど元のサイトからテコ入れされる形らしい。

 

自分はこの試合が正式発表される前からある程度の視聴マネーを工面していたのですが、まさかの無料配信ということで、そこに関してはとてもありがたいことです。ですが、この無料配信も先述のにならっての”広告付き無料配信”に含まれるのでしょうか?個人的にはラウンド間などのインターバルもぎっしり見たい派ですし、試合観戦中に現地の映像以外の画面に貼りつけたような広告は見たくないので、その辺りはどうなるのか。とりあえず何らかの問題やらが起こった際には定型文でもいいのでフォローの一言くらいはお願いします(経験談)。すみません、器の小さい中年の私怨はおいといて。

 

 

 

井上の一階級上げての初戦が、いきなり二団体統一王者への挑戦という形。井上はデビューから五階級目、フルトンはプロデビューからSバンタム一本。井上側は新たに一階級上のSバンタムの身体をつくりあげてのぶっつけ本番未知の世界、フルトン側はここまで21戦と慣れ親しんだ世界。フルトンのゆくゆくはフェザー転向?というニュースを見るにSバンタムウェイトの減量が厳しいからなのか他の理由なのかは分からないが、”初階級”の選手と”キャリアを重ねた階級”の選手としての双方を比べてみると、その辺りに関してはフルトン側が気持ち優位だと思う。

 

個人的にウェイト面で気になるのは、井上がSバンタムの肉体をどう仕上げるかというより、”計量パス後がどうなるか”という点。計量当日規定のウェイトでパスした後に翌日の試合に向けてある程度体重を戻す流れとなるのだが、その戻し体重にあたっての試合開始前の数十時間に関してもおそらく初感覚だと思う(流石に他階級で過ごしている間に別階級のシミュレーションはできないと思う)。もちろん段取りよく試合時間に動けるように調整できればいいのだが、逆に何らかの身体のズレが生じてしまい思うように動けなくなってしまったら…と転向初戦ならではの懸念をしてしまう。

 

当然、試合が滞りなく成立し開始のゴングが鳴らされた後は減量苦だの調整体調だのは何の言い訳にもならないので、とりあえず期待半分不安半分といったところで。

 

それとよく言われている?”体格(フレーム)の違い”について、ここでいう体格とは身長(差)とは別のことだと思っていて。身長に関しては井上は過去に10センチ高い相手との試合もあったのでそこはいいとして、やはり”複数階級上げていく選手”の試合を追っていると、階級が上がる度に選手の”身体(筋肉)の厚み”が目に見えて増していて。例えばデビュー階級にて無類の強さを発揮した筋骨隆々な選手が、一、二階級を上げたら身体の厚さも目立たなくなりパワーもそれまでより目立たなくなる、高KO率だったのが判定割合が増えた、ということはよくある光景。

 

つまりはこの体格というのは”身体全体のパワーそのもの”を指しているのだろう。フルトンは成績だけを単純に見るにKO率こそ高くはないが、無敗の成績で判定勝利が多いということは、一試合フルラウンド数相手をコントロールし続け試合を優位にポイント取り続けることができる、卓越したディフェンス、テクニックの持ち主の証明でもある。贔屓目で見れば、井上が打ち負ける姿や、井上相手にポイント優勢下で12ラウンド闘い続けられるようなこともあまり想像できないが、個人的には序盤の数ラウンドでどれだけフルトンにプレッシャーを押し付けることができるか、が肝だと思う。

 

それこそフルトンは過去のSバンタムの試合にて、(DAZNハイライトかなんかで見た)乱打上等オラオラファイター現世界フェザー級暫定王者であるフィゲロア相手に判定勝利しているので、そこから極端なことを言ってしまえば、その当時のフィゲロアよりもプレッシャーを与えられるかどうか、フルトンはそれほどの完成度を誇るスペシャリストだと思う。発表会見にて井上の”勝ちに徹する”という発言、いきなりの大一番フルトン戦、そしてその先どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか期待。