人生たらたら

書きたいことを書くだけのブログ

開かずのドア

所用にて車でお出掛け。

 

んで、ちょいと”コインパーキング(っていうんだっけ?)”を利用したんです。駐車場入口で駐車券をもぎとり出るときに突っ込んで、その時間経過分の料金を支払うタイプのもの。

 

 

用事を済ませ駐車場に戻っている最中、ふと思ったことが。

 

そうだ、"ちゃんとシミュレーションをしよう"と。

 

例えばデパートとかショッピングモールなどの立体駐車場ならば、一本道に清算の機械が置いてあるので迷うことはないのだが(道自体には迷う)、今回は人生初のコインパーキング体験だったし、きちんと退出時の手順を頭に叩き込んでから動こう、と考えたのだ。何よりもしもの不都合が発生してしまって、後続車の方々に迷惑が掛かってしまう、というような惨状は避けたい。

 

いざ出口部分の機械に詰め寄る。

 

指差し確認開始!え~と、ここが駐車券を入れるところで…ここが札を入れるところで…小銭はここで…おつりは…それで、え~と…

 

 

 

(表面閉じられてるんですけど…)

 

金投入口まるまる半透明のカバーのようなもので覆われていた。勿論屋外に置いてあるものだから、汚れや劣化対策として設置されているのだろう。

 

って、どうすればいいのこれ???これじゃ金入れられなくて駐車場から出られないし…スーパーとかにある横or縦スライド開閉式なんかな?と思うも、ざっと見た限りカバーを開ける取っ手みたいなものもなかったし…誰かに聞くか…?とも思ったけど周囲に人はいなかったし…パーキング機械の前で数分立ち尽くす、まごうことなき不審者の姿。

 

うむむ解決策は全然だけど、まあ丁度人気(ひとけ)のないタイミングだから、後ろが詰まることもないし、車で向かっちゃうかあ~何かあったら管理の方に連絡すればいいかぁ~的なノリで発進。

 

 

 

自動で開いた。

 

機械の隣に車をつけると、ウィィ~ンと勝手にカバーが開いた。なるほど、車体の存在を感知して開くタイプのカバーだったのか。さっきの苦悩はなんだったんだ。まあ何事もなく済んだのでいいか。

 

 

なんかなぁ…こう、自分は経験したことないことに精神的な壁をつくってしまうというか、例えば公共の場に行く、とかでも、行ったことのないところにはもの凄く抵抗感があるし、それでも行かなければならない場だとしても、任務完了するまでのシミュレーションを自分の頭の中だけでひたすらぐるぐる回すし、いざ踏み出した際にも少しでもぐだるようなことがあれば、すぐ顔真っ赤になるし呂律も怪しくなるし冷や汗がドドーっと噴き出すし…今回のコインパーキングの件ではほぼ無人状態だったのもあり、そういったことがなくて良かったです。