人生たらたら

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リスタート

ネタバレというネタバレはしないけど一応。火の矢を製作しちょいデカイ機械を撃破するところまで進めた。

 

 

再度プレイすべく起動した際のタイトル画面に出向くと、そこには”New Game+(プラス)”という新たな項目が。まずこれは何のことかを説明。

 

・一度本編クリアするとアンロック。

・レベル、スキル、装備を引継ぐ。

・道中難易度変更不可。

・高難易度でクリアすると報酬が解放される。最高難易度(ULTRAHARD)で全報酬解放。

 

と画面に記してあった(その報酬の詳細は不明)。

 

俗にいう”強くてニューゲーム”というものだろうか。自分は今作のこの仕様について、気になった点があって。

 

まず先に、少し驚いたのが”最初から難易度を全て選択できる”というところ。他作品のよくあるパターンでは、最初は二、三種類、作中に条件を満たすなり本編クリアするなりをしてから更なる難易度が解放、の流れがベターだと思うが、今作は一番低い~高いまで何やら細分化されているリストの中から、条件も特になく自由に全てを選択できる。

 

からの自分が言いたいことは、最初から全難易度開放されているのに、何故その報酬の解放条件が引継ぎ二周目以降の高難易度クリアなのか、ということ。これでは純粋に二度手間、それなら最初は~HARDまで→クリア後に~ULTRA追加→それをクリア、という手順の方が適切ではなかろうか。

 

このような”+高難易度クリア”と条件を設定してしまったら、全要素特典を集めて遊びつくしたい気持ちとすれば、初見一周目で高難易度に挑んでみるなどの醍醐味が塵と化すだけになってしまうのではないか?勿論無駄ではないけれど、一周目はサクッと終わらせて+で本気だせばええやん、という図式となってしまい、せっかくの難易度自由選択であるのに、初見ならではの”遊び”がなくなってしまう。最初から難易度自由はとても嬉しい機能、ならもう一周目から難易度変更不可をデフォにして、クリアの時点で難易度に応じた報酬付与、二周目以降は+引継ぎ項目選択式、でよかったのではないか。難易度選択式とその条件が噛み合っていない。

 

 

 

ということで再度NewGame選択、あらためて難易度”ULTRAHARD”で最初からプレイすることに決めた(先程までNORMALでプレイしてきたデータに上書きした)

 

細かい仕様は知らない、実際には色々とフォローがあるかもしれない。だが画面文字通りの汲み取り方をすれば、強くてニューゲームする気にはならない。正直言わせてもらえば、強くてニューゲームで高難易度をクリアしたところで、何の感慨もないのだ。そもそもその高難易度が引継ぎ前提のバランスかもしれないが、それで何らかの難関を突破したところで、それは結局”引継ぎ状態前提”として見られてしまう。

 

自分には”初見だからこそ”という精神がある。”これどこかで見たことあるor聞いたことある”となってしまえばもうそこに100の鮮度はない。目の前の光景、からの体験、感受、それらは初見という成分があってこそ自らに彩られるもの。経験などとはまた違った話でどちらがどうとかではなく、捉え方の問題。ビルドアップした状態で二周目として既に通った道を再度通るくらいなら、右も左も分からない初見一周目で挑む、そこで見える景色の方が自分の性に合っている。

 

 

(もし)最高難易度で(もし)クリアできたとしても、それによる報酬は特別ない?だろう。周りからすればただの徒労に終わる話かもしれない。それに難易度ロックはされていないから、最初から最後までそのままやり切ったという証拠も周囲に提示できない、自分で自分のアリバイは立証されない。

 

だが、これは今に始まったことではないが、自分は純度100%ロンリー自己満足人生、自己満足の範疇で一番に決めたことはやり遂げる。やり遂げられなかったとしても、自分ルールに対して妥協するくらいだったら、もうそれは自分ではない。妥協するくらいだったらそれ自体を投げ出せ、やるなら挑み続けろ、それだけの話である。

 

あらためてULTRAHARDでプレイを開始。この先どうなるか分からないが、やるならやるで最後まで挑み続けるし、心が折れてしまったそのときも甘えた妥協はせず、作品自体から身を退く。