人生たらたら

書きたいことを書くだけのブログ

テッテレテレテテテッテッテッ-

※ネタバレ警告※

 

 

※未プレイ警告※

 

 

 

 

ということで、”FF15”本編クリアしました。クリアタイムは約20時間で、本当は探索やらサブクエストなどなど隅々までやりたかったんですけど、ロード時間の長さ、ファストトラベルの不自由さ、システム周りの不便さによって断念しました。ロード時間長い作品は無理や、ということにあらためて気付かされました。

 

 

・ストーリー。

 

とにかく描写不足感が凄かった。多方面の情勢に感情移入(認識)する前に物事が始まっていて、気が付いたときには終わるor終わったような感じ。

 

先日グラディオ道中記を記しましたが、本編イベントで印象に残っているキャラはメインにノクトとグラディオ、その次にルナフレーナ、アーデンくらいで、特にパーティキャラであるはずのイグニスとプロンプトの見せ場が少ないのが気になったし、イグニスの怪我の際の描写すら無いのは驚いた。お世辞にも厚みがある物量とは言えず、更に後半にいくにつれて怒涛の駆け足進行、怒涛の回想シーン&口頭設定説明パート、(謎の13章も通りながら)後半部分は実は実は実はの連発と劇中映像と音楽の勢いで突っ走る。展開はともかく、その映像と音楽のクオリティは素晴らしい。

 

プロンプトの出生やケガレの設定を終盤に説明されても、それの元の状態が分からないから置いてけぼり。驚愕の事実を知らせたいのなら事前に直接触れ合うイベントを用意するなり、町として訪れたり、表面上でいいから暖かな描写をするなりで一度持ち上げてもらわないと、いきなり独り歩きで事実を落とされようがどう受け取ればいいか分からなかった。最後の闇だけの世界となっても、その世界をどうにか生き抜いている国民の光景が数マップ分くらいしかないから右に同じ。

 

・戦闘。

 

平たくいえばアクション風の地盤があって、そこに救済的コマンドも用意されているという感じ。敵はどうせスパアマで殴ってくるので、大人しくハイポーションとエリクサーを片手に、攻撃ボタン押しっぱ、敵が振りかぶってきたのを確認したら回避ボタン押しっぱ、ガードしたらパリィカウンター、避けきれずダメージ喰らったら薬がぶ飲み繰り返し。おそらくがぶ飲み前提バランス?だと思うので、これはこれで。

 

魔法についてはその仕様もあって、特定の場所にあるエレメントを採取する→消費して使い捨ての魔法を製作→装備欄にセット→使用(フレンドリーファイアがあるので悪態も付けられる)→なくなる→採取→製作→セット、という手順を毎回踏む必要があるので、自分は二回くらい?しか使わなかった。中盤辺りからエレメント三種が一つの場所に固められていた有様だったので、扱いきれていない仕様にしてしまって即息切れしてしまったのだと思ってしまった。それならもう魔法種ごとにエレメントを設置して、その数ぶん使用回数にすればよかったのでは。まるで別系列店のコンビニが一つの道路をはさんで多数配置されているような感覚で、それはちょっと面白かった。

 

よかったところとして、シフトブレイクでフィールドをブンブンワープして攻撃していくのはスピード感も爽快感もあり、目の前の敵を撃破した後とか、遠くに残っている敵に継ぎ目なく攻めていけるのとか、空中を飛び回れるのもとても気持ち良くてウフォー!!!となれた。それと、弱点攻撃時?のヒットストップもいい感じの重さで良かった。一つ気になったのは、敵撃破時の瞬間が分かり辛い?ということ。敵がもうちょい吹き飛んだり体力ゲージ自体が瞬時に消えてくれたらよかったかも。

 

・機能面。

 

行ったことのない場所には車なりチョコボなりで自力で向かう、それは当たり前。だがこの広さのマップでファストトラベルが不自由なのはちょい困った。戦闘中以外とか、ある程度自由なタイミングでさせてほしかったし、チョコボとかも事前にギザールの野菜を購入していつでも消費して呼べるとか、広いマップなりのフォローが欲しかった。

 

スキル習得画面操作も、マスごとに移動ができない?ためトロトロカーソルを動かさなければならない、メニューから一ボタン離脱はない、ヘルプを一度表示させてしまうと最後までボタンを押し続けて見なければならない、戦闘中アイテムの段階スクロールができない、一度全滅経験をしてみようとしてみた結果、リトライの都度また激長ロードが必要なので強い敵に挑戦というのが気軽にできない、いちいち飛ばせない演出時間が随所にある、強制歩きエリアが多数、他にも重箱突きは色々あるけどまあいいか。自分が随所のことに気づいてないだけだったらすみません。

 

何度も繰り返すが、せっかくの広大で美麗で魅力的なフィールドマップがあるのに、移動関係のフォローが足りなく、探索におけるギミックも少ないと感じた。ギミックというか、戦闘に繋がるような探索要素?というか、戦闘があるから探索がある、探索があるから戦闘がある、みたいなそれぞれの楽しみを補い合うようなつくりではさほどないかな、と思った。それらがもう少し充実していれば、オープンワールドとしても、とてもいい作品になったと思った。

 

 

とにかく、とにかく!ロード時間がもっと短ければ…今でもやり込みたい気持ちが凄いあるんですけど…う~~~~~~~~~ん。せめて起動時に一度とても長いロード→プレイ中はストレスフリー→とかだったら…リトライとか画面切り替えとかでもいちいち長ロードはさまれちゃうと…んんんロード時間…いやだあああ…ということで、軽めの感想終了。とにかくロードさえ短ければ、という雑感でした。グラディオというキャラの存在と、物語後半の巻きスピード感は面白かったです。あとリヴァイアサン戦一連の映像も凄かったですね(せっかくの覚醒?イベントなのに相手が妙に固くてダレた感はあったけど)。

 

 

 

余談。

 

今思い返してみると、プレイ中、DLCコンテンツ特有の、本編から浮いている性能の装備やら、浮いているノリの概念とかが見当たらないなとなって、ホーム画面からインストール済みコンテンツ一覧を確認してみたんです。すると各DLCがインストール済みの筈なのに、全ての項目の左側に”ロックキーマーク”が付けられていて。

 

もしかすると、ロイヤルエディション一式をDLしたけど実は適用されていなくて、ロイヤルエディションをノーマルエディションでやってしまっていた、ということかもしれません。もう本編クリアしちゃったよ。

 

せっかくなのでどうすればいいけ?と検索してみると、本体ホーム画面→設定→アカウントの修復とかなんとか実行して再起動すればええんやない?というのを目にしたのでやってみましたが、ロックされたまま何も変わりませんでした。DLCで操作性とか変わってたら興味ありますけど、まあやり方分かんないからいいか。

 

ちなみに、追加エピソードDLCは興味ないのでやりません。なんというか、クリア後の後日談ストーリーとかならいいんですけど、”本編道中における補完追加シナリオ”ってあまり好きじゃなくて。元々制作予定だったでしょうし、そういった意味では”後付け”ではないと思いますが、自分が言いたいのはそれでも結局は”後出し”。本編の道中があってこその作品のエンディングがあると思うので、そこに手を後から加えるのは何の感慨もないし、それは追加されるものではなく、まずは一本のエンディングに向かって築き上げてほしいという気持ちなので、そこに食指は動かなかったです。

 

とりあえず以上です。ありがとうございました。

 

あ、今作をプレイしていて何かデジャヴがあるなと思ったら、あのスターオーシャン5をプレイしているときと同じような”感覚”でした。他意はありません。