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住民票やら戸籍やらは一応あるし心臓は動いていて呼吸もしているから、なんというか、人としてこの世を生きていくための維持費？というものが、そりゃあって。普通だったらもうウン年前に自立して、普通に働いて、普通に給料もらって、普通に自分で自分のために公共料金払って税金払って、金銭面やら幸福度やらどうこう関係無しに、普通に日々を過ごしていく、それが当たり前。しかし自分はそのレールからまんまと人の道を外してしまった。一度元の場所に登ろうと思い立ったけど、自分で足元を崩してしまった。その転がり落ちた地から、飛び上がろうとも、足場を作ろうともせず、昨日も今日も明後日も、現実逃避をしながら、空を見上げているだけの日々を過ごしている。自分の手元には何もない、重さを量れないほどの足枷がこびりついたまま一歩も動けない。健康診断とか行かないから分からんけど、持病なども多分なく健康状態ではあると思う。ゆえに”ただの甘え”と一蹴されてしまえば、本当にその通りである。人間という生物として、幼少期の頃からこの地球上におけるルールへの適応能力が皆無だった。適応できなかった。昔からなあなあで過ごしていくしかなく、現実から目を背けたくなったらすぐに逃げ、どうにか打破しようにも気持ちが追い付かず、ひたすら背を向け日陰で過ごす。それだけ。こう、地球上に人として生まれてきたけど、人として生きる能力は持ち合わせてなかった、という感じ。本当にそれだけ。その、これは只の戯言だが、なんか…無職で引きこもっているだけの人生を過ごしているが、もう…あぁ懐かしい、無職となってからの数年間ピークだったこの感覚。勿論、今まで楽しいことも嬉しかったことも好きになったことも色々とあって………うん、まぁ…こういう日もあるさ…明日からの交流戦の予想でもしますか…え～、勝ち越しはセで優勝チームは広島で…