けちくさ王が想像の三倍ほどけちだったので、あらためて地図代の差額2000金をかき集めに行くことに。
交易品(金を消費して時間が経つとアイテムを取ってくる)に頼ってもいいんですけど、一瞬使ってみた感覚としてこれは縛った方がいいかな、と思ったので使っても売っても駄目な方向で。まぁ体感としては武器性能より隊列効果やキャラのステータスor技レベルの影響の方が大きいと感じたので、過去の戯れは許して。
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踏破済みのダンジョンに出向くと、例の如くうようよ湧いてきた一般冒険者の群れの姿。人からの受け売りの情報で、その地の概要を知った上での後出し探索のその姿、虎の威を借りるようなその行動、あなたたちには冒険者としてのプライドはないのか！？と熱血講師お気持ち精神を発揮しつつ、換金目的の宝箱アイテムやモンスタードロップ品を集めていく。まぁせっかくなので、通りすがりの冒険者の方々とお話していきましょうか…おっ。
「ここで一休みする？」
→ありがたいんですけど、もうマップ探索し切ったので別に大丈夫です…
「新しいポジションを教えよう！」
→とてもありがたいんですけど、モンスターがうろついている危険なダンジョン内とかではなく、拠点とか安全な場所で先に教えてくださいよ…
ようやく地図を売った恩恵を受けることができました。前者が宿屋と同じ効果？で、後者は新しい"ポジション"を取得。このポジションというのは、種類によって能力デバフ効果が付与されるキャラ毎の隊列みたいなものです。初期の基本三つから、ようやく種類が一つ増えました。
や、やっぱり地図はさっさと売った方がいいってこと…？
完成度によって受ける恩恵がグレード変動する、というのなら話は別ですが、ダンジョンの先に進む、という点に関してはNPCにお世話になりながらの方がそりゃあ楽になると思いますし…特に新ポジション伝授は戦闘地盤追加システム要素となりますし…ええ～…結局、地図を完璧に埋めるよりなあなあで済ませた方が良いってこと？中途半端な地図を売る、なんて気持ち的に不完全燃焼みたいな感じで嫌なんですけど、そうしないとなんか二度手間になってしまう仕様だなぁ…う～ん、う～ん…
自分は絶対に道半ばで売らんぞ。
様々な誘惑に打ち勝ち再度決心。伊能忠敬イズム、大事にしていきたい。
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金稼ぎ中のとある戦闘中、レボリューションが起きてしまった。
精霊の石を装備し、毎度おなじみ流浪の術”ブレードストーム”を使用してイキっていると、突然画面に”覚醒”の文字が。なんとその術を直接習得してしまった。なるほど、精霊の石を装備→その装備した石ごとの決められた術のみ使用可能→その術を使う→覚醒→キャラ自身が術を習得する→その石を外しても使用できるようになる、そんなシステムだったのか！つまり…ブロック役は一人固定として、その他二人にそれぞれ術を習得させ、精霊を呼び出し(技ポイントは無尽蔵)→二人で術連打、という戦法がよいのではないか！？
いざ実証。何の為にあったのか分からなかった”精霊の力を宿した武器(アイコンに+が付いているやつ)”でそのキャラが習得した術を使えるので、これは術効果増幅装備、ということだろうか？せっかくなのでその武器で術を使用、一ターン目に精霊を呼び出し(それ以降も精霊力を補強しつつ)ひたすらストーム×2連打！敵グループはあれよと消し飛んでいく！思い描いた通りの良い感触！
W.B.S.S(ダブルブレードストームシステム)…とうとう見つけちまったか━━━━━━━”答え”を。
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結構な時間を要してようやく地図代を工面、新たな地へ。
持てる限りの装備も揃えたし、術を取得して装備欄も幅が生まれてきたし、そしてなにより新たな力"W.B.S.S"がある。もはやこれにて敗北の選択肢は無
敵の先制総攻撃！こちらが動く前に壊滅！全滅！
敵が水の精霊を呼んで風パワー弱体！こちらの術威力カスリ傷！敵ターン毎に自然回復！術ダメージでそれを上回れず！全滅！
敵がなんか水バリアを貼って属性攻撃軽減！ジリ貧！全滅！
開幕敵からの先制スタン攻撃一閃！全滅！
精霊強奪された！全滅！
怖い世界やでほんま。
