人生たらたら

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サクサクっと

現在のパリーグ内順位は!なんとっ!Aクラス圏内の三位うおおおお!!!からの最下位との差は鼻の先1.5ゲーム!!!ぐわあああ何が三位じゃ!!!毎週日曜日の”佐々木ろうき登板デー”に絞って、各テレビ放送局がウキウキ放映権争いをしていますが、とにかく全国区で話題になることはいいことです。

 

 

打てないのは仕方ない。三割や三十本打てる選手がゴロゴロいるような、戦力のあるチームではない。だがそのまま仕方ないと言い続けていても勝てないし、気が付いたときにはシーズンは終了している。

 

今シーズンを見ていて一つ思ったのが”野手陣の粘りが無くなったような気がする”、ということ。

 

ここ数年間、数字上の個人タイトルという意味ではそれほど縁がなかった野手陣だったが、なんというか、一打席一打席に意味があった。打点は外国人選手に任せる傾向ではあったが、その得点のために、その他の野手が周囲を固めていた。相手が超一流のエース投手だろうが、球数を投げさせ、ファールで粘り四球を選び、塁上にランナーがいた際は内野ゴロでどうにか進塁させる、アウトに打ち取られようが、内容としては素晴らしいものだった。ヒットが打てないなりに、選手がその場の状況に応じた攻め方をしていた。出塁したランナーを、ノーヒットでも泥臭くホームへと還す、盤石な中継ぎ陣の力も勿論あったが、派手さはなくとも見ていてとても面白い野球をしていた。一点を積み重ねる攻めが、見ていて楽しかった。

 

今はどうだろう。別に、小さく縮こまったプレイをしろとは思わない。チームバッティングだけを考えてほしい、とも思わない。選手毎の魅力、個性、能力を際立せるようなプレイをすればいい。ただそれも、信頼があってチームの柱と評される選手ならいい、だがまだそうではない選手、そこに関しては少し疑問が湧く。例えば、先頭バッターがノーアウトで出塁、次のバッターはバント失敗、追い込まれた後にコースギリギリの際どい球を見逃し三振、結果ランナーを進められずアウトを重ね、次の打者も内野ポップフライであっさりツーアウト、これでどうやって点を取ればいいのだろうか。追い込まれた後に、際どい球に手を出さずに見逃し三振→主審の方を向く、というシーンも多い気がする。去年までは試合観戦をしていても、”うまいっ!”と思える進塁打が多々あった。バントの成功率も高かった。今季は進塁打どころかバントの失敗も目立つ。

 

打てないなら打てないなりの攻撃が見たい。戦力的に、粘って粘らないと勝利がないチーム、あっさり手も足も出ず数球で凡退、という展開をどうにか乗り越えてほしい。ねばねばと続く”打線”を見たい。