人生たらたら

書きたいことを書くだけのブログ

無味か否か

スタ5をプレイ中であります。

 

驚いたのが、パーティ7人戦闘、ということ。よくある戦闘スタメン+控えのような感じではなく、全員そのままシームレスで出撃、だからといって処理落ちが酷くもない、これはなかなか凄い。そして戦闘画面で何が起きているか分からない。このシリーズは元々エフェクト過多で、時折何が起きているか分からない状態となるが、それを”7人で”一斉にやってしまったらこうなることは火を見るより明らかだろう。

 

そのMAX7人戦闘だが、正直に言うと必要性は感じられない。前に言ったバトルスキルの仕様も含めて、どうせ大バトルスキル連発戦闘になってしまうし、人数が多いからこその”AI問題”である。回復役がモンスターに接近される→助けに向かう→回復役はモンスターがゼロ距離にいるのにも関わらず詠唱を始めた。はぁ、またこのパターンか。

 

今作の発売は2016年である。いつまでCPUのAIに悩まされなければならないのか。回復役ならば、モンスターから距離を取り続けるくらいのことはしてほしい。それならばその間にプレイヤーが妨害するなりできるし、キャラチェンジする余裕も生まれる。しかし今作は”妨害した後も”距離を取ろうともせずそのままゼロ距離で詠唱を始める。

 

システムでいう”作戦”は”ロール”という要素でテコ入れされ、装備しているロールに付与されている作戦に従ってAIが行動するというものになったが、”マイナスからのスタート”はやめてくれよ、+αと思わせてくれよ、というか。3、4人パーティならなんとか気を回せる、しかし自分以外6人メンバーは流石に厳しい。

 

AIを強くしてはいけないのか?例えば、テイルズオブデスティニー2。そもそも戦闘システムの制約が多いのもあったが、とても優秀なAIだった。序盤などのまだ戦闘に慣れていない頃はプレイヤーより格段に強いし、個人個人に設定できる作戦も細かいところまで手が届いた。AIの貧弱さにストレスは積もり続けるが、強いなら強いでそれに越したことはない。プレイヤーの腕が上達したところで、更に質の良い戦闘が行えるということである。デスティニー2は、珍しくAIの戦闘を”サポートする側に回ることができる”というものだった。

 

5はなんか人数が多い割にシステムが別に…ただやりたかっただけ?…面白さに繋がってる…?というような印象。

 

なんか雑魚戦はわちゃわちゃと真・三國無双をやっているような感じ。これは三國無双のシステムどうこう言っているわけではありません。自分は好きで、2をかなりやっていました。けどこのような戦闘を無双シリーズ以外でやりたいか?と問われると、単純にそうはならないと思います。無双が好きだから無双をやる、無双じゃない作品で無双はやりたくはない、という感じ。そしてボスは無駄に固い。案の定突っ込んで味方はさっさと床ペロする。

 

 

物語の方も淡々と進むのですが、前作4で条約を結んだキッカケの物語を描いたのに、5で早速→条例を破ってはいけません→破らざるをえない→仕方のないことだったのだ→…なんかこう、4の物語を挟んだからには、1~3までとは違った角度からの展開を描いてほしかった気もしますね。

 

まだ序盤なので今後の展開は分かりませんが、もういっそのことリリアはその条約を打ち破るために、記憶を消された状態でとある惑星から飛ばされた悪の親玉の派遣社員だったとか、現地の人達の良心に付け込んで内部から崩壊させるとか、一波乱があればいいですね。