人生たらたら

書きたいことを書くだけのブログ

-Integrity and Faithlessness-

ということで”スターオーシャン5”、始めるのだ。

 

このサブタイトル↑を翻訳すると”誠実さと不誠実さ”という意味らしいです。”君はピックポケットの誘惑に耐えられるか?”ということですね。え、違う?というか、民家に堂々と不法侵入してタンスやら宝箱から窃盗を働くのもなかなかの行為だと思うんですけど。

 

 

いざスタート。主人公の名前は”フィデル”、からの戦闘のチュートリアルがスタート。6の公式サイトを先に見たので勘違いしていましたが、”シームレスバトル”は5からだったみたいです。戦闘システムは3をベースとした感じで、(それぞれ遠近)小攻撃大攻撃長押し小スキル長押し大スキル、ガードはボタンで、ガード成功中にもう一度ボタンを押すとカウンター発動。このカウンター技は3フェイトのバトルスキルでしたね。

 

今作の舞台は小さな村から始まり、進むと幼馴染の女性キャラと合流…ってまた幼馴染かい!今シリーズ2以外”男主人公とその幼馴染の女性”パターンだよ!おそらく開発者の方の好みなのでしょう、嫌いじゃないです。その幼馴染の名前は”ミキ”。3Dモデルが怖い。4よりマネキン感は減ったけど、今度は粘土感が増した。イラストを見てもそんな印象は受けなかったので、3Dモデル化にあたっての都合でしょうか。ところで、フィデル兄(にい)って呼び方語呂悪くないすか?フィデ兄とかで良かったのでは。

 

村付近になんかやべー盗賊団がいる→王国にいるフィデルの父ちゃんに助けを求めよう→父ちゃんに会いに行く、というのが物語の始まり。王国に向かう途中でかいモンスターと遭遇し戦っていると、助太刀致す!と金髪男キャラ登場。名前は”ヴィクトル”、王国の軍人でフィデルと同じ剣の流派という設定。共に王国を目指すことに。

 

近くの町?で宿泊し出口に向かうと、ヴィクトルと共にとんでもない服装の女性キャラと合流、名前は”フィオーレ”。なんかこう…流石にこれはやりすぎじゃないですか…?この服装の造形?的には、術士特有のなんらかのファンタジー設定があるのかもしれません。シリーズで考えれば紋章的な。ですが、それを踏まえた上でもこれはやりすぎだと思います。

 

その…単純に下品ではないか、設定があったとしても何故ここまで突き抜けたデザインにしたのか、もうちょいさじ加減はなかったのか、と個人的に気になってしまいました。”設定的にこの服装じゃなければ駄目”どうこうにツッコんでいるわけではなく、”そもそもその服装のデザイン自体がどうなの”というツッコミです。

 

王国に到着。父ちゃんに援軍を頼むも断られ、なんか現在この地では戦争中とかどうとかこうとか。すみません、会話中横文字地名ズラズラ並べられるから何言っているか全然分からないよ。帰りの山道で戦艦?が墜落、そこから降りてきたのは謎の少女。その後サクッと盗賊団をいてこまし、この”リリア”という少女の所在を~という流れで再度旅立つことに。

 

ふむ、墜落した戦艦から降りてきた、その艦の搭乗者はその少女を渡せ、という展開。つまりこのリリアは特別な能力を持つ他惑星のキャラで、力を欲する別惑星の権力者が攫いその惑星へと帰還中だったが、途中何らかの事情を持った正義マンによりそれを妨害されこの地に墜落、そしてこの少女を元の惑星へと帰すということでSFパワーを発揮し、数々の困難を切り抜けながら幾多の惑星を旅する物語…という推測を自分は致します。王道の精神、大事にしていきたい。

 

 

ここからは物語以外の面について。

 

とにかくグラフィックが綺麗。そして、フィールドマップを筆頭に前作で地獄だった”処理落ち”がほとんどありません。流石にNPCが画面に集うと発生しますが、全体的に快適となっています。フィールドや町、水、遠くの景色…たまたま夕日の景色を見られたんですけど、なかなかの壮観でとても綺麗だと思いました。それとシームレス化による戦闘後リザルト自動終了、宝箱&採取の取得自動終了機能。いちいちボタン押さなくてもよくなったのは良いと思います。

 

はい、ということで

 

まず”足が遅い”。4に引き続きマップは全体的に広め、ボタン押しっぱなしでダッシュができるようになったが、それでも遅い。体感1.5倍くらいだろうか、しかし元の速度が早くないので結局ボタンを押そうが遅い、からのダッシュ中のキャラはシャカシャカと早送り状態で動くので、”画面のキャラは頑張って走っているのにそれほどは前に進んでいない”という謎の錯覚に陥る。4は随時ダッシュボタンを押さなければならない仕様だったが、その分移動速度はなかなかのものだった。今作は押したところで”遅い”のだ。ゲームデザインにもよるが、ダッシュボタンを押させるくらいなら元の移動速度を数段早く設定してほしい。それこそボタンを押している間は歩き状態、でいいのではないだろうか。ユーザーにとっての需要が逆。

 

”UIが安っぽい”。今シリーズはメニュー画面を筆頭に、ウィンドウ等個性としておなじみのUIがあった。しかし、今作5のメニュー画面を開いた際”何これ?”と思ってしまった。”なんか安っぽい”これが適切な表現だろうか、”シンプル”といえば耳触りがいいが、これは全体的にあっさりとしすぎていて、なんというか…”低予算感”。フォントが安っぽくなってしまったのもそう感じる要因かもしれない。

 

そしてメニュー画面のキャラ一人一人の窓枠ウィンドウが撤去され、キャラ毎に俗にいう一枚絵として表示されるようになった。パーティの人数が増えた後にメニュー画面を開くと”とてもいきなりCDジャケット”となっていて、キャラがそれぞれ所定の位置でキメ顔しているものだから思わず噴いてしまった。これも低予算感に拍車を掛ける。他にはショップの買い物も、今まで出来ていた”一度に複数のアイテムを複数個買う”機能を何故かオミット、クエスト関連も納品するアイテムの所持個数がその場で表示されない、など適当。

 

”イベントもシームレス化”。洋ゲー?でよくある?キャラ同士が勝手に会話してその間歩くだの待つだの、そういう感じ。今までにあったイベント会話ムービーがこのシームレス化となったのだがただの手抜き。つまり、今までの会話ムービーの工程を投げただけのこと。更にこのシームレス会話はスキップできない?ので純粋に劣化。従来通りのムービーシーンも偶にあるが、何故かFPSが落ちる。これは何故だか分からん。

 

”戦闘システム”。先述した通り今作のベースはおそらく3。しかしそれと比べてみるとなんとも言い難い。自分は三回程戦闘をして気付いてしまった、”これ大双破斬連発でよくね?”と。どういうことかというと、バトルスキル発動にこれといった制限がないため、もうそれだけを連発してりゃええやん、となってしまっている。

 

3もまあ…吼竜破→フラッシュチャリオット→グラビティ・ビュレット→ブリッブリリリブリッブッブッリリリブブブブッブッリッリリッリブブッブリッ(※攻撃ヒット時のSE)→偉い奴が強いんじゃねえドヤア→という、やや大味気味な戦闘でもありました。

 

ですが3のバトルスキルの仕様として、発動には”HP、MP、ガッツ(平たくいえばスタミナ)の三種を消費する””バトルスキル同士を連携させるには小→大→小→大と交互でのみ”、そこからの仕様として3は”当然ガッツが尽きれば行動終了””MPが0になっても戦闘不能になる””敵のガッツが満タンの場合に小攻撃を当ててしまうとプロテクト→カウンターオーラが発動されてしまう”、といったものがあります。

 

調子に乗って大技連発→HPはヒーリングで回復してるからOK!→不意に強力なMPダメージを喰らう→馬鹿なっ!という事も起きたり、ガッツを使い切ってしまうと長時間プロテクト不能状態が続く、相手のガッツが溜まってきたから一旦手を止め仕切り直しをするなど、それぞれ程度の差はあれど、一つ一つの行動にリスクが用意されている、ということです。

 

5にはそれがありません。一連携可能な限りスキル連発可能、消費はMPだけ(MPが0になっても大丈夫?)、敵側のガードがあるので小スキルを使う意味がない、つまり大スキルをひたすらぶち込むだけ。まだ最序盤なのでこの時点での自論ですが、あまりにも早い到達点。

 

以上のことをまとめて、例の如く自分がまだ気付いていないor勘違いしている仕様があるのかもしれません。今のところはなんというか…これでええんか?という感じです。

 

 

そして最後に、なんやらシステム秘奥義的な技を習得。使ってみることに。

 

 

 

突然!!!

 

フィデルの背中から精霊的な羽が生え!!!飛び上がりながらレーザーを射出!!!フィールド全体に衝撃波で一掃!!!うおおおお!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これネタバレだろ。

 

えっ…なにこれ…またアレか?遺伝子操作的ソレか?ぅえっ…?普通に”終わらせてやる!全てを切り裂く!”くらいをイメージしてたんだけど、この最序盤でいきなりなんか羽生えてレーザー撃ったけど何これ?は?どうなってんの?フラグミス???は???????