”スターオーシャン4”本編クリアしました!クリアタイムは29時間ほど…って我ながら昨日から何時間やっとんねん!
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エンディング含めここまでのシナリオはパパッと渇愛!
軽く外面をまとめると、”宇宙を舞台にしたSF物の分かりやすい展開で物語が進み終了”、といった感じでしょうか。造語が増えたり、やや急展開気味なところもあったものの、これまでの事象の総括ということで頭がこんがらがることも無かったです。
まあ一つ言わせてもらえば、イベントシーンがとにかく長かった。自分は中盤までのイベントにぐだぐだ描写が足りないだの薄いだの意味不明だの言ってきましたが、別にこれは物語の隅々から隅々まで、1~10まで時間を掛けて描写しろ、と言っているわけではありません。ここのフォローは必要だろう→そんなものはない、という点について突いていたのであって、だらだら時間を掛ければいいというものでもありません。
この点において、今作の終盤は丁寧に描写している感はありましたが、逆に時間を掛け過ぎている、とも思ってしまいました。あ、いや、自分はこういうベタベタな展開が大好きなので、物語自体は良かったです。
今になって思えば、あの無理矢理な地球(仮)の出来事も、今作で語られた”他からの干渉による文明の過剰な進化の是非”において必要なことだったのかなと。それもあったからこそ、エッジの最後の決断になったと思いますし、今シリーズの(なあなあで処理されてる傾向の)未開惑星保護条約制定に至ったのも、この”4”の物語があったからこそ、と考えるとなんだか感慨深いものがありますね。
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ここで一つ思い出話というか、またも自分に壁が立ちはだかった出来事がありました。それは”風のリング事件”。
突然先に進むために”風のリングが必要だから探して来い”、とクエストスタート。”動植物研究所で話を聞け”と言われたが、そもそもそれがどこなのか分からない。マップを見ると墓地に紫マークがあったのでそこに向かうと、メモを発見し”墓を荒らすな動かざる墓守のところにリングはある(うろ覚え)”というメッセージ。
自分はまた”アレ”が始まったか…?と気構えた。そう、先日の”サンドバード事件”である。物語の本筋ではない、いきなり設定で足止めを喰らわせるだけの必要性のないクエスト。
こういうクエスト受注要素は、オープンワールドとか一つの拠点から旅に出るタイプの作品ならいいのだが、一本道の物語がある作品でのクエストというのは、ただの水増し要素に過ぎない。少なくとも特定のクエストをクリアしないと進めない、というのは控えるべきだし、強制なら強制である程度誘導させるとか、キャラを絡ませて個性を描くとかはあるべきだと思う。つまり、クエストを行う上での”プレイヤーの自由意志か否か”、という話である。
自分は悩んだ。動かざる墓守が守っている…?とりあえず行ける範囲を回り、話しかけられる人にローラー作戦で話しかけるも収穫はなし。ここで自分の一休さんソウルを昂らせてみる。
この墓地には二名、墓の前で”動かず”墓参している方がいる、とピックポケット!…しかしこれは正解ではなかった。そりゃそうだろ。”動かざる”…なるほど!これは墓のメッセージの後”その場で動かず数分間待ち続ける”、ということか!…三分程待ったが何も起こらずこれも正解ではなかった。MOTHER2じゃないんだから。
そして一時間程経過した。
なんでこんなことをさせるんだよおおお!!!と頭を掻き毟りながら、ふと墓地の頂上に登ってみると、そこに生えていた一本の木から風のリングを入手。なんかこの木にはウロがあり鳥の巣がある、とのこと。ふむ、墓地→の頂上にある木→墓を見守る→動かない→鳥の巣、ということか。
知らないよ。
そしてこれまた特別イベントもなく、普通にリングをゲットし、普通に先に進めたとさ。おしまい。
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自分の初見一周目キャラエンディングは(トロフィー情報で)個別リムル、バッカス、メリクル、ミュリア、エイルマットでした。最後にエッジとレイミのシーンがあるけど、今作ペアエンドってあるの?
ということで。どうしようかな…このままの勢いで”5”をやるか”4”をほじるか…クリエイション埋めとかもやってみたいんですけど、そうなると船内でしかできない仕様が苦痛すぎるし、二周目難易度開放されたのも”ただ敵が強くなるだけ”の面白味のない仕様だったら嫌だし。まあひとまず5をやってみて、その後気が向いたら4をほじる感じですかね。どうせメーカー恒例のイセリアさんがどこかにいるでしょう。
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あ、最後に一つすみません、エンディングでバッカスと奥様の再会シーン→個別バッカスエンドでの二人の会話シーンがあったのですが
泣いちゃった。
いやその、おそらく泣くようなシーンではないんですよ。なんですけど、これまで使命に向き合い命を賭してエッジ達と共に戦っていた頃のバッカスより声色が優しくなっていて、別れを申し出され旅立たれても、いつまでもバッカスのことを待ち続けていた奥様、そして再会、二人の関係を見ていると…その、今までの…なんか、涙が出てしまいました。うん…今作で一番好きなキャラでした。