人生たらたら

書きたいことを書くだけのブログ

走ってほしかった

※愚痴ります。

 

自分の性根が腐っているのは元々なのでいいとして、毎度注意喚起はします。

 

 

本日はレギュラーシーズン最終戦、日ハム対千葉。シーズンの長丁場、見ている側としては優勝争い→CS争い→個人タイトル争い→(個人タイトルにも縁が無ければうなだれる)と気持ちを切り替えていくわけです。今年は有り難いことに最後の最後まで優勝争いができたので、残りの二試合は個人タイトルに目を向けましょう。あ、昨日のその一試合目は普通にボコられました。

 

 

レアードは打点王まで二打点差で追っているが、打点どうこうは前の打者の巡り合わせが大きいのでいいとして、気に掛かるのは”盗塁”。試合前盗塁数は和田24、源田24、荻野23、西川23。最後の直接対決の試合で盗塁王争いの選手が三人いるということになる。

 

 

試合が始まり、荻野は一番スタメン、和田と西川はベンチスタート。三回裏に荻野が盗塁を決め24でトップタイに並んだ。問題はその次、五回裏先頭打者四球出塁で即代走交代したのである。

 

例えばこれで”同球団の選手で同数”という状況ならばかろうじて理解できる。しかし”別球団の選手と同数”で並んでいるならば、わざわざ下がる理由が見つからない。ランナーとして盗塁企画をして、その結果失敗でもいい、25個目を狙うべきではないのか、そして荻野が成功できたのならばその後の和田と共に”同球団の選手二人が25個で盗塁王”というものを狙うべきだったのではないか。

 

そしてその後西川代走で初球あっさりと盗塁成功、四選手が24個で並んだ。全球走ってくることが確実の状況で、初球緩い変化球を投げ、捕手の佐藤も何故か一拍置いての送球。普通に投げた場合でも刺せたかどうかではなく、なんか白けてしまった。西川は一盗塁決めて試合から退いたが、正直なんとか一打席に立ってもらって出塁してもらって、盗塁王を単独でかっさらってほしかった。それくらいの冷めた気持ちとなってしまった。

 

毎年個人成績争いが混戦となると(主に率関係で)色々と遺恨を残すような采配も見受けられるようになるが、つまりは個人タイトルを皆が競った上での結果、という形だったらなんでもいいのだ(流石に故意ボークは論外)。贔屓している側に肩入れしてしまうのは当然だが、それは向こうだって同じ。

 

今回の件で気になったのは”競った上での個人タイトルではない”ということ。ここ数試合を見ていても、盗塁トップに躍り出るチャンスはいくつかあった、代走として見ても何度もあった、それでも盗塁をしなかった。”みんなでおててつないでなかよくごーる”をしたのだ。それが同球団の選手ならいい、何故別球団のライバルといえる選手と仲良く同数で折り合いをつけたのか、自分には全く理解できない。

 

純粋に、選手個人個人の成績として、チャンスがあれば挑んでほしかったし、その結果がどうなろうと何も口出しはしない、タイトルおめでとう、で終わる話にすぎない。

 

もし失敗したとしても盗塁王には変わりないのだから、まずは荻野、からの和田、共に25個目を狙ってほしかった。チャンス自体はあったのだ。レギュラーシーズン最後の試合でなんともまぁ…他球団の選手と仲睦まじく、という結果にはしないでほしかった。一つの数字を、一つ上の数字を、最後まで競い合ってほしかった。