こう、当事者でもないので具体的な例は出さんけど、大会の勝敗どうこうで選手に誹謗中傷やら送られてくる、というようなニュースをちらちら見まして。なんか傍から見ていても悲しくなってきます。
今大会が行われるにあたって、個人的に応援している選手も数人いまして。メダル期待！というような種目の選手だったのですが、そこは勝負の世界、皆早期敗退してしまって。強豪国という立ち位置の競技というのもありますが、各国の実力者が集まる大会である以上、どの選手も一流のレベル。
番狂わせという言葉はあるものの、テニスで一桁ランキングが150位くらいに負けたような状況ならともかく、このような大会で番狂わせと呼ばれるほどの選手レベルの差は無いと思います。それに人と人が行う競技ですから、誰しも100％の勝利というものはありません。
やはりスポーツたるもの、正々堂々と勝負し、その上で勝敗を決めるもの。応援という意味で肩入れしている選手がいたとして、もし敗北を喫してしまったとしても、対戦相手を称えるべき、難癖付ける筋合いは無いはずです。ただ喧嘩したいだけなら路地裏にでも行ってください。
自分は野球が好きで贔屓している球団もあるのですが、試合を見ているときは、どちらかというと対戦相手の方を称賛してしまいます。ん？それはそれでおかしい？贔屓球団に不利な結果になろうが、ナイスピッチとかファインプレーとかテンション上がっちゃうのよ。
SNSがすっかり普及して、著名人との距離も縮まり良いことも増えたとは思いますが、そういうマイナス感情の誰も幸せにならない使い方には首を傾げます。その一方的で身勝手な文字列を入力され負の感情の発射台にされているスマホやらPCが可哀想だよ。
GGの精神、大事にしていきたい。
