人生たらたら

書きたいことを書くだけのブログ

ドラゴンクエスト ライバルズ

漫画とかアニメの最終回によくある、”作品名が副題”的な。

 

 

本日13時にサービス終了に向けてのメンテナンス、あれよあれよと終焉を迎えました。

 

自分は最後に闘技場に突撃、シナジーが全くないカードしか引けず英雄カードも引けず、ベソをかきながらボコボコにされていました。

 

今作の闘技場モードも、一試合長い+MAX13戦という長丁場に加え、提示されるカードも英雄ありきとなった現状、シナジーがバラバラで上手く揃うようなピックもロクにできず、そもそも英雄カードを引けなければ英雄カードを引いた相手プレイヤーのただボコられるだけ、というバランスで、ちょい取っ付き辛かったと思います。

 

と今更言っても、もうこの先には何も無いんですけどねハハハ…

 

好きだからこそ、関心があるからこそ、こういうイチャモンというか、揚げ足取りとかしちゃうんです。自分が好きで好きで堪らないものだからこそ、気になる点も倍々に増えていく。人として性根が腐ってるのも加味しても、興味がある事柄だからこそ不満が生まれてしまうし、この先があるとすれば、今より良くなってほしいと思う。

 

いちゃもんやら不満やらは、やはり不快に思う人もいると思うので、普段からその辺は抑えているorオブラートに包んでいるつもりです。これに関しては本当に申し訳ない。もしリミッター解除したら、好きなところ1コ挙げるうちに不満点を10コ挙げてる。人間、興味ないことに対しては感想どうこう以前に見限るから。

 

まあつまり何度も言うようですが、自分はライバルズが好きだった、ということ。

 

最後に今まで配られたゴールドで、英雄カード”DQ3勇者”のキラキラを引きたい、と全部ぶち込んだのですが、結局引けず(ノーマルは二枚引いた)、そのままタイムアップ、メンテ突入ポップアップと共に終わりを迎えました。

 

 

そして今作の名物(?)プロデューサー、二木Pのツゥイッタァーを覗いてみました。

 

サ終ツイートのイラストめっちゃいい絵。

 

勿論、今までありがとう的な流れなので笑顔でバイバイで当たり前なのですが、なんか悲しみが増してしまったよ。その後、終了の件で公式サイトとは別に二木Pの呟きが羅列していたので、それに目を通すことに。自論で書く部分は全て憶測です。

 

まず、運営的にはひたすらキツかった、会社に助けてもらっていた、というような旨。やっぱカードゲームはPayするのが難しいジャンルだと思う。課金をしなければデッキを作れないというのもやりすぎだし、緩すぎても売り上げが伸びない。

 

そしてジャンル的に、一つの強いデッキ分のカードを揃えれば、それである程度対戦的には満足する→DCGにおける一つ二つのデッキくらいならデイリーミッションやらログボなどで大体揃う→課金されない→…という流れになりがちかと。英雄カード実装やソロモードのアンルシアとかは、苦肉の策だったと思う。やっている側も露骨感が凄かった。

 

ライバルズはカード追加毎に絵&キャラボイスに加え、3Dモデルも必要。ユーザー側からすれば贅沢なデザインだし、ファンサービスも凄い、見ていて楽しい。だが、開発費?においてはかなり燃費の悪い、高コストなつくりだとも思う。カード追加におけるコストがそうでもない作品ならば、ユーザー数はそこまで多くなくとも、薄く長くサービス継続できるのだろうか。

 

当初の会議で、ソシャゲは凸が無いと集金できないどーこうという話。

 

まあこれは”当初”の話なのでツッコんだってしょうがないけど、実は同社で誰にも知られずリリースされ、誰にも知られずサ終した、ファイナルファンタジーのDCGというものがありまして。それには凸システムが実装されていまして。作品全体のなんか手抜き感、やってみても面白さがあまり感じられない地味な感じで、いつの間にか消えていた。というかFFDCGの製作秘話とサ終秘話が知りたい。なんであの出来でリリースしたのか知りたい。集金するには全体的におざなりすぎた。

 

DCGだろうが凸システムのやり様があるとは思う。そして目先に金を見るならば凸システムは便利。凸における確率次第ではユーザー側が萎えてしまうので、これは難しい事情ではある。この会社は成果を挙げられなければすぐ切るイメージなのだが、二木Pは流石にそれは…と会議で決めたそう。ソロモードに凸が追加されたが、人対戦には実装されなかったので、そこは線引きしてくれていたということだろうか。

 

 

”この作品は友達と集まってカードゲームをやっていた懐かしい頃の楽しさをイメージして企画したもの”、最後に”この作品を通して繋がったコミュニティを大切にしてくれると幸い”と二木Pがメッセージを書いたように、自分は二木Pに対して、作品をとても大切にしていた方、という印象を持ちました。やはりカードゲームの楽しさって、引きとかプレイングとか運とかもありますが、結局人と人が面と向かって楽しむのが面白くて大切ということ。ネット上で大富豪するのと、知人と集まって大富豪するのとでは、全然楽しみ方が違う。

 

今までの三年半、ビジネスとのせめぎ合いとも戦いながら、サービスを続けてくれていたことだと思います。本当に今まで、楽しかった。好きでした。ありがとうございました。

 

さらば。