自分は老舗料理店、コンテスト金賞、ミシュランスタープレイヤー等の方々がチェーン店の商品に評価を下す、テレビの某バラエティ番組が結構好きで。
同じ料理メニューでも、399円と1480円を比べるとそりゃ後者の方が美味いだろうと思うし、採算を取る商売なので”値段相応の味”であって当たり前だと思うし、消費者側からすれば対価として考える必要のあること。
普段行くような店と価格の桁数が違っているような高級店では逆に、期待値が上がりすぎて落差を感じるかもしれないし、安いものをあまり期待せず食してみたらアタリを引いて満足する場合もあると思う。
100円のものを食べて口に合わなかったとしても”外れたわぁん”で済むが、1000円のもので口に合わなかったら”ｸｿｯｯｯ！！！”となるだろう。
安いものには財布に対しての優しさがある。食費という予算がある以上、その上でいかに自分が美味しいと感じるものと巡り合えるか。身の丈にあった、うめぇもんに対する探求の心。そりゃあね、いくらでも食べたいもん食べていいよ、という人生になったら何も気にしなくていいだけの話よ。
まあつまり、正直この番組は身も蓋もないというか。
出演されているのは身近な全国チェーン店なので、自分はこれ見たことありゅ！とか、好きでよく食べてたとか、この商品に興味が湧いたから今度立ち寄った際は買ってみようかな、とか。そういう楽しみ方。
一流の方々が食し評価を下すという番組、自分はその部分を一番度外視としている。安いものなりの味、というのは当然重要だが、そこを突き詰めてもしょうがない話だよ。その”しょうがない部分を突き詰めている番組”としても、自分は好きです。
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普段高級料理とは縁の無い自分ですが、昔一度高級？牛肉を口にしたことがありまして。
テレビのグルメ番組でよくある、”あぁ～ん！口に入れたらすぐ溶けちゃったぁ～！”というような発言、昔の自分は”なに言っとるんや！ちゃんと噛んで食さんかい！”と思っていました。
本当に溶けた。
レアで運ばれてきたので、口に入れ噛むか、とその瞬間にとてつもない旨味と共に消えた。これが高級肉なのか！？すごくおいしかったです。
