ファミコン時代のゲームというのは、まあ率直に言うと理不尽難易度ソフト群である。そんなに数やってないけど。
劣悪な操作性、そのくせ敵はガンガン襲ってくる(攻撃は当然避け辛い)、やられても途中コンティニューなどは許されない、セーブ機能などもないようなアクションゲーム。
一歩エンカウントは当たり前、遭遇してしまえば全滅必死のエンカウントグループが旅中にちらほらある、次の街、ダンジョンに向かう度レベルが足りなければ惨殺、最低一時間ほどのレベル上げを強いられるようなRPG。
昔のゲームROMは制作する上で使用できる容量が少ない。作りにもよるが、ボリューム面で総じてプレイ時間は短くなる。ソフト一本の値段は今とそう変わらず5000円前後、故に理不尽という名の難易度調整、プレイ時間の引き延ばしの手法だったという訳だ。多分。
その当時、まだ人は”コンピュータゲーム自体に慣れていない”、ということもあると思うが、ゲームの理不尽度が高い機種だっただろう。
まあそんな戯言は置いておいて。
…
先日購入した3DS”ロックマンクラシックスコレクション”。当然順番通り1から始めてみる。初見プレイです。
あ、ファミコン以外の”ロックマンシリーズ”ではSFCの7、ロックマン&フォルテ、PSの8はクリア済。
…
今作では救済処置として”セーブ&ロード機能が追加されている。
ここで先程の話に通じるのだが、ハッキリ言って難易度、UIが不自由な昔の作品だからといって、そんなものを使ってクリアしたところで何の達成感も得られない、感慨もない。現代の機能を使ってクリアするくらいなら、やらない方がマシだ。
(自論。ゲームは各々好きなように楽しんでプレイするものです)
ということで。
・セーブ、ロード機能は使わない。
・連射ボタンも使用しない。
・頑張る。
いざゆかん。
…
クリアしました(エンディング写真は撮ったものの、直撮りなので自重)。
ちゅ、中略は???
正直、結構辛かった。ワイリーステージの各ボスにやられるとステージの最初に戻されるのだが、今作は6ボスがステージの途中にしれっといるので、その度に6ボスそれぞれと戦わなくてはならないので、リトライが大変。コンティニューは何回しただろうか…30回は軽くしたかも。
…
以下ワイリーステージボス日記↓(各正式名称は知らん)
VS イエローデビル
初代からいたのか。シリーズおなじみのボス。
兎にも角にも身体飛ばしを避けなければ話にならない。飛んでくる順は完全パターンで決まっているので、下から1、2列目をジャンプで避ける。大ジャンプをすると次の球に当たってしまう危険性があるので基本的に小ジャンプで躱していくのだが、2発分連続で飛ばしてくるタイミングが一度あるので、そこは大ジャンプでまとめて飛び越える。
身体飛ばしが落ち着いたら、ある程度距離をとって(近いと目からの豆が避けにくい気がする)飛んでくる豆をよけ、目玉に攻撃。色々試した結果、特殊武器のエレキがダメージが高かった。集中力との勝負。
VS もうひとりのボク
多分一番苦戦したと思う。攻略法を探すのにちと骨が折れた。
全特殊武器を試して攻撃してみたものの、結局どれもジリ貧になってしまい敗北を繰り返す。
そこで自分なりの戦法として見つけたのが、”小ジャンプを繰り返しながら豆連打”。なんかこちらがジャンプすると相手もジャンプしてくれる?みたいなのでそこに直撃させる方法。”小”ジャンプなのは相手のジャンプ豆に当たらないようにするため。
VS 泡につつまれているなにか
これもよう分からんかった。ガッツパワーで全部の岩?を投げても倒せないし。こいつにも何度もやられた。
そして自分なりの戦法として、最初に中央の岩4つの内、右3つをさっさと投げてブチ当てて左の岩一つを残しておく。そして中央やや右、上の穴からの通り道にかからないところに自分のポジションをおく。
こうすることで、ボスの登場三方向を安全に迎えることができる。
そして相手の突進、豆を躱しつつこちらも豆を連打で攻撃。特殊武器はほぼ効かなかったハズ。
VS ワイリーマシン
ね、ネタバレだあああ!!!ロックマンシリーズの宿命なので許してくれい。ラスボス二連戦開始。
慣れの問題だと思うが、相手からの豆シャワーの追跡軌道を覚える。豆を前後歩きで避けながら攻撃、個人的にお勧め特殊武器はカッター。相手の後退に合わせて多段ヒットしてくれる。
VS ワイリー博士
普通に考えて博士に直接豆一発当てたら粉微塵になると思うのだが。
なんかパッとパターンに気付いたので、あっさり撃破。
博士からナナメ45度付近で待機、相手が攻撃してくる直前のタイミングで懐に潜り込む。これで博士の攻撃は当たらないので、こちらも攻撃しながら以上のことを繰り返し。対戦ありがとうございました。
…
結局ゴリ押し進行も少々あったものの、純粋にトライ&エラーで覚えながら進んでいくアクションゲームの感じがとても楽しかった。
なかなかの疲労度だったので、次の2をいつやるかは分からんです。